意味があるんです・・・壁用クロスと天井用クロスの違い! | あんこ先生のブログ

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こんにちは!あんこ先生ですウインクウインクウインク

 

今日は、クロス(壁紙)のことについてです!

 

さて、みなさん・・・

クロスを選ぶ時に壁と天井を分けて選んでいますか?

 

昔は、分けて選ぶのが当たり前だったのですが、

最近は、壁も天井も

同じ品番のクロスで統一する方も多いのんですよね~
 

壁と天井のクロスを

絶対分けなければならないという訳ではないのですが、
 

実は、壁と天井のクロスを、

分ける意味が、ちゃんと あるんです!ウインクウインクウインク

 

壁用のクロスは、自由に選んで良いのですが、
天井は、例えばこんな感じのクロスを選ぶことが多いと思います。

 

 

               ↓

 

リリカラのLB(500番台のクロス)

ボコボコした質感のクロスです!

 

 

上記の様な、クロスは、凸凹した柄のクロスで、
よく天井にお薦めするクロスです!

 

 

このボコボコしたクロスをなぜ天井に使うのかと言うと、
簡単に言うと、

 

 

天井の下地や継ぎ目を目立たせないためなんです!ウインクウインクウインク

 

 

今は、照明にダウンライトが多く使われるようになりましたが、
ダウンライトが発明される前までは、シーリングタイプの照明がほとんどでした💡

 

ダウンライトは、下に向けて光が広がりますが、
シーリングの場合は、天井の上にも光が広がります💡

 

っということは、シーリングは、天井にも反射するので、
天井のクロスを照らして、その
クロスの継ぎ目や下地も照らすことになります!

 

 

ご自宅のシーリングライトをよく見てみて下さい👀

天井のクロスの継ぎ目などが良く分かるはずです!👀👀👀

 

 

   我家のリビングのシーリングライトです!

   

 

 

上の写真は、27年も前に貼った天井のクロスなんですが、

ボコボコ模様のクロスなので、
最初はほとんど継ぎ目は目立っていませんでしたが、

27年も経つと、こんなに目立ってきました。ショボーン

 

 

 

上記の写真で分かるように、
ボコボコ感のあるクロスでさえ、時間が経過すると目立つので、
もし、天井につるっとした薄いクロスを貼ったら、
もっと目立つはずです!

 

 

 

ダウンライトの場合は、下に光を照らすので
そんなに気にすることないと思いますが、
上記に書いたように、

天井のクロスをボコボコしたクロスをお薦めするのには、

意味があるということを理解してから、

クロスを選んでいくと いいと思います。ウインクウインクウインク

 

 

クロスのサンプル帳を出しているメーカーが

お薦めしている天井クロスも、

大体は、ボコボコした質感のクロスだと思います。

 

 

リフォーム用のクロスのサンプル帳というのがあるのですが、
この中で推奨されているクロスは、ほとんどのクロスが、

下地が目立たない、厚地のクロスなはずです。

これも、考え方としては同じですね!ニヤリニヤリニヤリ

 

 

ただ、どの部屋も天井クロスを替えられるわけではないんです。
リビングに階段があって、1階の壁~階段~2階へと
繋がりのある場合には、途中でクロスを替えるのは、難しくなります。

 

 

赤い〇の部分は貼り分けしない方が
綺麗に繋がります!

 

 

特に吹き抜けがある場合は、

1階の天井部分が吹き抜けの壁の部分に繋がっていくケースが多いので、

この状態だと、クロスは替えないで、壁と天井は同じにするのがベストです。

 

 

壁と天井の貼り分けが出来ない上記のようなケースの場合には、

特に、薄いクロスは避けた方が良いということになりますね!

 

 

クロスの貼り分けする時の注意点は、
まだまだあります!
ウインクウインクウインク

 

 

また次回にバイバイ

 

 

 

   *施工例がバンバン出てくる

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