このブログで時々

紹介している


我が家の井戸


よくこんなに水が

絶え間なく出てくるなと

感心する量が


長い年月

噴出してそのまま

川に流されています


友人によると

今はもう井戸を掘るのも

許可されないことが多い

らしい


結局、地層の中の水の層

から

汲み上げ続けているので


地盤沈下とか地下資源の

枯渇とか


そういったものを招くと

考えられているようです


かと言って井戸を埋める

ような指示もないけど


私の住んでいる地域では


上総掘りという

井戸掘りの伝統技術が

あったおかげで


町の至る所に井戸があり

自由に汲めるように

なっているけど


我が家のように

自宅の庭に井戸があるのは

少ないかもしれません


と、まぁ貴重な井戸が

我が家の庭にあり


生活用水として使用

しています


ちょっと前まで飲用にも

していたのだけど


家の近くの山に

産業廃棄物の埋め立て場が

できてからは


煮沸してから飲むなど

気を使うこともあって


今では飲用は市水

生活用水は井戸と

使い分けています



令和元年の房総豪雨の際


この地域が広域、長期で

停電となった時に


トイレや、お風呂の水が

使えなかった家庭も多く


その対策として市が

井戸のある家庭に


災害時の生活用水提供の

協力を呼びかけており


我が家も協力を申請して

先月初旬に


市の職員が井戸を

視察に来ました


生活用水としての協力

なので

水質検査などは無く


いつ頃掘られた井戸なのか

湧出量は変化あるかなど

ヒヤリングされました


間もなくして市から

災害時生活用水提供井戸と

して認定されたと

連絡が来ました


そして今月


市から

家の敷地の入り口付近の

目立つ場所に貼るようにと


シールが送られてきました


父が早速

ポストの脇に貼って

完了!





房総豪雨の時
我が家は井戸水のおかげで

2週間に及ぶ
停電の最中でも

食事、洗濯、風呂などを
発電機も使いながら

なんとか
難を凌ぐことができた
のです

地震、土砂災害、水害

毎年、日本のどこかで
災害が起こって

日本のどこなら
災害に見舞われない
安全な場所なのか?

紙一重の場所で
生死が分かれていると
感じます

そうした万が一を考える時

都会と田舎
どちらに住むのが良いのか
考えることもあるけど

正直わからない

友人は田舎に井戸のある
セカンドハウスを買い

平日は会社勤めで都会に
住みつつ

週末は田舎の家で
農業をし

米と野菜を自給して

屋根にソーラーパネルを
設置して電気も自家発電

その電気を電気自動車に
充電して通勤したりと

来たるべき未来の危機に
備えて

生き残る算段をし始めて
いるらしい

まぁ、さすがに
そこまでは
しないとしても

私はこの家にいれば
何とかなるとは思って
います

ただ、今のうちに
発電機の使い方や

モーターでの水汲みの
方法を

勉強しておかないと
ならないんだけどね

最近の私は
こういうボランティア
というか

みんなの為になることに 
興味が出てきて

小さなことでも
わずかでも

誰かを助ける事が出来れば
良いと思うことが

行動の源になっている
気がします