三寒四温。

この言葉通り、暖かい日と寒い日が交互にきて、

春が近づいていることを感じる日々。


でも、私には何となく嫌な予感が。


覚悟しておいたほうがショックが

小さくて済むかも。


季節が変わるごとに、母の病気が進むこと。


最近、左手に震えが出てきてる。


食事のスプーンを持つとフルフルと小刻みに

震えている。


薬を間違って飲んだりすることも増えてきて、

毎食の薬を私が確認するようになった。


ベッドから一人では起き上がれなくなって、

トイレはもう一人ではできない。


右の唇が少し麻痺しているのか、右側からの

食べこぼしがある。


食事にはトロミをつけたりしているが、

やはり毎食むせている。


まぁ、こんな感じでジワジワ動かなくなって

いるんだけど。


季節が変わる時に同じくして、ぐぐぐっと

病状が進むことが多かったから。


そろそろまた、来るな。と。


本当はもう自力で歩けないので、家の中も

車椅子で移動すべきなんだけど、古い我が家。


段差が至る所にある。


しかも、食事をするダイニングへの行程が

一番大きな段差が。。。


今は私と父で前後から母を支えて歩かせて

移動させているけど。


これも母が何かに掴まって立っていられるから

できる事。


もし、立てなくなったら、ダイニングでの

家族揃っての食事は難しいだろうな。


だから私は父に提案したのに。


両親の寝室の隣の和室での食事。


我が家で、中の間と呼ばれているその部屋

なら、母をベッドから段差なく最短で移動

できる。


ダイニングテーブルも買ってあるのに!


食事は台所から運ばないとならないけど、

その部屋なら家族揃って食事できるのに。。。


何故か?父は賛成しない!


介護ベッドの導入も嫌がる!


一番嫌なのは、そういう時に父が母の前で

言う言葉!


もし、お母さんが歩けないなら、お母さん

だけ一人でベッドで食べさせればいい。


とか、


介護ベッドにするなら、俺のベッドを

置く場所がなくなるから、俺はもう

おかあさんと同じ部屋には寝ない。

一人で別の部屋に寝るよ。


とか!


母が寂しくなることを必ず言う。


母にとって、それは踏み絵だよ。。。


どうして、そんな事を本人の前で口に

できるんだろう。


田舎&農家&昔の人は、基本的に口が悪い

けど。知ってるけど。


聞いている私が、胸が潰れる思いに

なっちゃってイタイ。


私が敏感なだけかなぁ。


どうなの?わからない。


また季節が変わって、母の病状が進んで

しまったら、この残酷な父の言葉が現実に

なることが出てくるんだろうか。。。


そして、病状が進めば介護に必要な

物も変わる。


何がその時の母に必要になるか。


必要なものを探したり、比べたり、選んで

試してみたり。


そういう作業もまた、介護の中の大きな

負担だし、時間を要する事でもある。


誰か、母の病状と我が家の環境をプロの人が

判断して適したものを提案してくれたら、

どんなに楽か。


ケアマネさんにも先日言われちゃったけど。


母の病気は患者数も少なくて、病気に対する

知識を持っている人が少ないから。


どうしてあげれば良いのか、分からないの

よね〜。


私もです!介護の知識もない私はもっと

どうして良いか分からないよ!


春なのに。ねぇ。。。


不安だわ。