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​2歳9ヶ月 発達ゆっくり息子
臨床心理士、臨床発達心理士、保育士資格持ち母ちゃんが息子のおうち療育をしています。
おうちでできる療育•知育情報を発信中です。


息子の診断名が確定しました。

知的障害を伴う自閉症スペクトラムです。


元々、上記の診断名だという前提で療育をしていましたが、自閉症の特徴が薄く、診断名として使えるかを検討するために心理検査を受けて、結果診断名が確定しました。


これから療育手帳を取得したり、保育所訪問支援を受けたり、3歳児クラスになれば加配の申請もしたいなと考えています。


診断名が明確になったところで改めて、息子を育てていくうえで大切にしたいことを夫とも話し合いました。



•自立のためのスキルを獲得する

知的障害もあるのでできることに限界はありますが、それでもスキルの獲得は今後のために必須です。

小学校入学までに、食事、衣服の着脱、移動、清潔保持はある程度完了したいなと思います。

もちろんトイレも完了できれば良いですが、息子は感覚鈍麻があるのでなかなか進みが遅いかもしれません。


サポートありでも良いので日常生活に必要なスキルを獲得している(食事、衣服の着脱、移動、清潔保持、トイレ、余暇活動、買い物、気持ちを伝えるスキル、SOSの出し方、など)


•楽しく過ごせる時間や場所、人がある(好きな遊び、おもちゃ、アニメ、先生、支援者、家族、友人)


この二つがそろっていれば概ね問題ないかな、と思っています。


•強度行動障害を起こさない

強度行動障害の状態になると、本人の行動範囲が狭まってしまいます。

精神科などの医療的な関わりが必要になる場合もありますし、その医療の場でも対応が難しく困難ケースとしてあげられることがあります。

強度行動障害は、嫌なことや困ったことを伝えたり適切に表現するスキルがなかったり、間違った方法で表現することを覚えてしまったことが原因になります。

強度行動障害の状態にある人はたびたび「困った人」「困った子」と思われてしまいますが、それは間違っていて、正しくは「困っている人」「困っている子」です。

気持ちを表現するその子にあったスキルを小さい頃から見つけていくことが大切だと思います。


•愛情を伝える

これが何より大切かなと思います。

障害があることはきちんと認めてあげる必要がありますが、それとは別に息子の存在自体をみんなは喜んでいるよ、ということを、言葉や態度で日々伝えていきたいです。

実際私は息子が大好きですし、息子が産まれてきてくれたことで自分自身のことも好きになれました。

息子にとっても感謝しています。

もちろん、心理士としてたくさんの障害があるお子さんやそのご家族を見てきて、良い生育環境にいた子は予後が良い方が多いというのも実感しています。

毎日目を見て「可愛いね」「大好き」と伝えることは、どれだけ重たい障害がある子にとっても、定型発達の子にとっても心の栄養になると考えています。



これからまた気持ちを新たに、息子にとって楽しい毎日になるよう、私も成長がゆっくりな息子と一緒に、ゆっくり母として成長していきたいです。


みなさんこれからもよろしくお願い致します。


最近週末は毎週祖父母の家でプールです。

大人4人(私と夫と祖父母)に囲まれてニコニコ遊んでいる息子にみんなデレデレです目がハート


息子の好きなおもちゃ達!

好き、をたくさん見つけたいです。