ご覧いただきありがとうございます。
​2歳4ヶ月 発達ゆっくり息子
臨床心理士、臨床発達心理士、保育士資格持ち母ちゃんが息子のおうち療育をしています。
おうちでできる療育•知育情報を発信中です。


音韻(おんいん)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。


音韻意識とは「りんご」は「り」と「ん」と「ご」からできている、ということを理解することです。


この意識が薄いと、単語の意味を知っていても一部しか言えない、発音が合わない、といったことが起こったりします。

文字の読み書きにも影響する力です。


音韻意識は4歳半頃から芽生える力なので、4歳以下のお子さんはまだまだ発展途上ですので焦る必要はありません。


今日はこの音韻意識を育てる遊びを紹介します。



  音韻意識を育てる遊び


•音の数だけ歩いてみよう

好きな食べ物を言い合おう!といったルールにして、「バナナ」なら3歩歩ける、とします。

名前を呼びながら歩くので、自然と「ば な な!」と、単語の音を意識することができます。

お子さんが歩く時に一緒に単語を言ってあげたり、手を叩いてみたり、楽しく取り組んでみてください。


•言葉を逆から言ってみよう

「⚪︎⚪︎くんのお名前、逆から言うとなんだー?」と、名前や単語を逆から言ってみたり、真ん中の文字はなんだ、とクイズを出してみたりします。


•⚪︎⚪︎から始まる言葉

「い」から始まる言葉を探そう!と言って、絵カードや写真などをみながら取り組む遊びです。

「い」から始まる言葉のカードを多めにしのばせておいて、選べたら一緒に確認してしっかり褒めます。


•歌と一緒に楽器を叩こう

簡単な歌がオススメです。

こぶたぬきつねこ、などどうでしょうか。

「こぶた🎵」と言う時に3回タンバリンやカスタネットを叩きます。

最初は歌う係と叩く係に分かれてやってみて、役割を交代する、というやり方でも良いですね。

上手にできるようになったら、ぜひパパや兄弟、祖父母、保育園の先生などにも披露してみてください(お子さんが嫌がらなければ)



これらの遊びを、お子さんが飽きないように楽しく継続していきます。


遊びの中で音韻意識が育っていきます。


楽しく遊ぶことで言葉への興味も深まるかもしれません。