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​2歳4ヶ月 発達ゆっくり息子
臨床心理士、臨床発達心理士、保育士資格持ち母ちゃんが息子のおうち療育をしています。
おうちでできる療育•知育情報を発信中です。


発語が出るためには言葉を覚えていく必要があります。

もちろんそれ以外にも、話をしたい気持ちを育てたり、安心感を育てたりする必要もありますが、今回は言葉の覚え方、とくに物の名前について紹介していきます。



  物の名前の覚えかた


はじめるのにおすすめの時期

いつからでも大丈夫ですが、とくに動作の模倣、音声の模倣ができてからだと覚えやすいと思います。


覚える言葉

どんなものでも大丈夫です。

食べ物、おもちゃ、動物、キャラクター、遊具、野菜、果物、乗り物、色、などなど•••

我が家はとくに「野菜」「果物」「おもちゃ」「キャラクター」「色」をよく教えています(理由は後述)


名前の教え方

絵よりも写真、写真よりも実物がオススメです。

我が家では実物が見やすいため、野菜、果物、おもちゃ、キャラクター、色をよく教えています。

ポイントは

•繰り返し

•単語で伝える

•触れさせる

です。


例えば色などはお絵描き中のクレヨン、ボールプールのボールの色、折り紙の色、など様々な場面で見ることができます。

そのたびに「赤」と色の名前を伝えていきます。


野菜や果物はなるべく切る前に実際に触ってもらうと良いと思います。

目の前で皮をむいたり切ったりしても良いですね。

毎日するのは大変なので、絵本などでもよく食べる野菜や果物の絵本を見ると良いと思います。


覚えてきたかな?と思うタイミングで、2択から選んでもらいます。


バナナとりんごを並べて「バナナ どっち?」と聞きます。

正解したら褒めて、失敗したら正解を教えます。


最初はヒントを出してもOKです。

例えば、バナナとりんごを並べて「バナナ どっち?」とバナナを少し近づけて聞く、などです。


お子さん自身が考えることで名前が定着しやすくなります。


日常でよく登場する名前を教えよう

毎日エレベーターに乗るならエレベーター、車に乗るなら車、お風呂に入る時に洗面器、ご飯の時にスプーンやフォーク、などなど、お子さんがよく目にする物の名前は覚えやすいですし、教えるのも楽です。


好きなものはもちろんたくさん教えて

恐竜が好きなら恐竜の名前、好きなキャラクターなども良いですね。

我が家はアンパンマンが好きなので、アンパンマンのキャラクターをシールブックやおもちゃで教えています。



  おわりに


すべての物に名前があるんだ、と理解すると言葉が出やすくなると言われています。


たくさんの名前をお子さんに伝えていってみてくださいね。