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​2歳3ヶ月 発達ゆっくり息子
臨床心理士、臨床発達心理士、保育士資格持ち母ちゃんが息子のおうち療育をしています。
おうちでできる療育•知育情報を発信中です。


少し私たち夫婦のことを書きます。


私と夫はまさに凸凹な夫婦です泣き笑い


得意なことと苦手なことの差がかなり大きく、上手い具合に私の苦手なことは夫が得意で、逆も然りです。


夫は

•手先が器用。我が家の食器棚は私の身長に合わせて調理しやすいように夫が一から作ってくれました。息子の絵本棚も夫作です。


•機械関係が得意。うちの職場で大掛かりなパソコン関係の改変がある時は、いつも駆り出されます。スマホやパソコンで分からないことがある人は夫を内線で呼び出しています(笑)


•道を覚えるのが得意。私の祖父母の家(県外)の周辺など、一度行ったことのない場所でもすぐに理解します。


一方で•••


•言葉にすること

•聞いたことを素早く整理すること

は非常に苦手です。


私の場合

•聞いたことを記憶するのが得意。仕事柄毎日たくさんの人の話を聞きますが、メモがなくても細部まで記憶できます。


•言葉にすることが得意。考えていることを伝えることは昔から苦なくできました。


一方で•••


•手先が壊滅的に不器用。裁縫、組み立て、まったくできません。手先の問題➕おそらく空間認識がめちゃくちゃ苦手なんだと思います。


•地図が読めない。そもそも東西南北が分かりません(笑)


•機械類が苦手。まったくできなくて、大学院に行くまでUSBの存在を知りませんでした(笑)どうやって卒論を書いたんだろう、と自分でも不思議です。


•数字を読むことができない。心理士は研究もしますが、統計が弱くて苦労しています。論文を読むことも苦手なので、とても時間がかかります。数字が頭に入ってこないんですね。


夫は視覚優位

私は聴覚優位

ですね。


とくに私は凸凹がひどく、算数と国語のテストの点が70点離れているなんてこともありました(笑)

もちろん、算数が苦手でした。


自分の特性を知り工夫をする

というのは、よくされるアドバイスだと思いますが、これだけ苦手なことのある私たちは「工夫もなにも、そんなレベルじゃないんだよな•••」と思ったりもします。


それでも、やはり自分の特性を知り工夫することで、なんとかやっていける、ということも自分が苦手だらけなので理解できます。


私は心理士の仕事の中で、カウンセリングや心理検査はとても好きですし、苦になったことはありません。


ただ、研究や講演の資料を作る、などはとっっっても時間がかかりますし、心理士仲間に助言をもらうことも多いです。

もうはるか昔の修士論文に追われていた時のことはいまだに夢に見ます(笑)


工夫をしても苦手は苦手ですが、それでもなんとかやっていける、という体験を多くつむことは、自尊心を保つために大切なことだと思います。


また、同時に自分の得意なことや好きなことを知っていることは、人生を明るくします。


そんな自分の体験からも、息子の苦手なところだけではなく、好きを大切にしていきたいな、と感じています。