2024年4月1日の「目黒新橋」のさくらの状態です。

 

4月4日、美容室の帰りに観察すると、どうにか咲き始めていました。

 やはり週末7日頃「満開」になる感じです。

 

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4月8日、お天気が良くて暖かいので時間をかけて散歩に出かける事にした。

少し、確認したいお店があるので山手通りを「五反田方面」に向かって進む。

 

『お母さん、歩道橋の処にね最近【ラーメン店】が出来たみたいよ』

何度か?お昼頃や夕方にも探しに行ってみたが…何時も「シャッター」が下りていたし、看板も見当たらない。

 

偶然、テレビを観ていたら彼方此方の『ラーメン店』の紹介をしていた。

≪仕込みは早朝3時からです。売り切れ次第お店を閉めます≫

≪お陰様で、毎日満員御礼です≫と言いながら、若者が開店前の仕込みに汗を流して手際よく進めていた。

 

{画面を観ながら、エッ!}と思って、あれ?此処のお店は…。

さくら見物前に確認と思って、11時20分に部屋を出た。

歩道橋を降りた処…しかし、

 

 ≪売り切れです≫と、一枚の板が置かれていた。

テレビを観ている時、お客さんが朝「6時」にはお店の前が行列になっているらしく、

「完売」次第【売り切れ御礼!】でその日は終わりと説明していた。

普段は「お店の看板」も見当たらない。

 

だから、何回か?この場所に来たけれど、気が付かなかったのだ。

「朝食」を食べて、仕事に出かける人を相手として考え出したお店であるらしいから、

昼間の客には利用し難いという事になる。

{なーんだ!}と思い乍ら向きを変えて、山手通りを「大鳥神社」前交差点へ向かった。

その間に5,6件のラーメン店のお店が並んでいる。

 

{世の中、何をするにも、目の付け所が大切なのだと考えながら歩いた}

今更、私には遅いけれど…。

しかし、時代の波に少しは乗った人生だったかもと感ずる事があるから満足。

 

良い処(場所だけでなく、環境、人の動き)に目を付けて「商売」をする人が居るものだと感心する。

 

交差点で向い側の方に移り、もう一軒のお店の様子を眺めた。時間は12時前。

 毎度、相変わらずの「行列」である。

【ラーメン二郎 目黒店】

 何時も目につくが並んでいる人は「男性」ばかりの感じがする。

聞く処によると「とんこつスープ」で女性には少し脂が強すぎる味だという人もいる。

営業時間
    • 11:00 - 16:00
    • 18:00-   23:00    カウンター席 8

 行列を眺めながら、横道に入って進むと、「目黒図書館」が右手に…。

前方に『田道庚申塔群塚』が目に入る。
可愛い「六地蔵のお地蔵さん」でなく、占いでの基礎にある、60干支の中の一つ「57番干支・庚申(こう金のさる)」。
 
【庚申塚】とは、
庚申の日は通常年六回、十二年に一度は年七回あり、七回目の庚申の日を七庚申と呼ぶ。
庚申塔には街道沿いに据えられ、塔に道標を彫り付けられたものも多いが、
村の境目に建立されているという事を聞いた事がある。
この場所と、JR目黒駅(品川区になる)の西口に出て、向い側の「三井住友銀行」前の左の下り坂道【行人坂】を進み『大円寺』の境内にも【庚申塚】がある。
この【庚申塚】を区内で探すと、昔ながらの「目黒の地」の範囲が分かるという事になる。
 
庚申塔の石形や彫られる仏像、神像、文字などはさまざまで、は干支でに例えられるから、「見ざる、言わざる、聞かざる」の三申を彫り、村の名前や庚申講員の氏名を記したものも見かける。
 
今、日曜夜のNHK大河ドラマ《光る君へ》が放映されていますが、紫式部の波乱の生涯を描いたもので、第13話「進むべき道」(3月31日)でも、この「庚申の夜」の事が演出されている。
前の場面を略。
倫子は屋敷にまひろを招き、4年ぶりに再会。
会話の途中、突然、懐から文を取り出し「これ、殿の部屋で見つけたのだけれど。大切そうに文箱の中に隠してあったの」
「殿、私には文を1通も下さらず、いきなり庚申待の夜に訪ねて見えたの。突然」と明かし…。
  「庚申待の夜…」「あの人は、この文を捨てずに土御門殿まで持ってきていたの…」(心の声)
 
その日の夜の出来事である。
「今日は【庚申の日】で、眠らずに夜を過ごす…」とこの時代の謂れがあり、そのシーンがあった。
あらしの夜、まひろは藤原道長に会いに行くが、その夜二人は「(北と妾)との事で、激しい感情の儘、別れた」。
その儘、道長のとった行動に…不信を感じていたが、
【庚申の日】と言うのは、人間の心も鬼になる様な気持ちを引き起こすという事をドラマで表現していたのである。
 
時代の謂れをこの様に演出して、観る人の気持ちに教えてくれる感じである。
このドラマに、更に「興味深々」になってしまった。
実に楽しい「日曜日の夜」を娘と過ごさせて貰っている。
 
庚申塚と六地蔵の話は、次の機会にして…
散歩を続けます。
 
場所は「でんどう橋」↑。
 
 →下流は「目黒新橋」になる。
 
何時も眺めるこの場所から、↑前方に見えているのが「でんどう橋」「中目黒」方面になる。
 
今日は、お天気も良し、体調も良いので、散歩しながら目黒川の上流迄来てみた。
 「でんどう橋」から下流の「目黒新橋」を眺める。
「でんどう橋」から↓上流の「中目黒方面」を観ると、
 お見事です。
それでは、さくら並木を散歩しながら
何時もの「目黒新橋」へ戻ります。多くの外人の人が「カメラ」を向けています。
若者の姿よりも、高齢者の人達が多く散歩を楽しんでいます。
素敵な「春の散歩」日和でした。
 
一時間余りも「散歩」しました。
うっすらと汗をかき、少し疲れ気味ですが久しぶりの散歩にひたりました。