ボクは彼女に恋をした。
彼女はボクの弟分の彼女である。
この歳にして、一方的な片想い。
しかも、結ばれる事の無い恋である。
いつか彼らが別れた時や別れなくても強引に奪う方法はある。
でも、である。
倫理的には、別れたと言えボクの彼女にする訳はいかないだろう。
残念ながら、ボクの弟分は100%ボクを信頼している。
彼女もボクの弟分を100%愛している。
しかし、小悪魔的な彼女はボクを拒否しない。
これは、困った話しである。
完全にボクの理性の問題である。
きっと、彼女はボクがベットに押し倒しても拒まないだろうし、弟分もボクを嫌いにならないのである。
いや、立場上、嫌いになれないのである。
じゃあ、やっちまえ!!とボクの中の悪魔が囁くが、ボクは悪魔を裏拳で殴りつける。
それを見て、ボクの中の天使が喝采を贈ってくれる。
そんな天使も頭突きで粉砕する。
理性の崩壊は臨界点に達している。
そんな状況で、ボクの2007年の夏は始まった。