山形安管のブログ -10ページ目

年度末役員会・研修会、6歳の娘を交通事故で亡くした母親の話を聞きました

年度末常任理事会・理事会が開催されました。

会議では、平成26年春の交通安全県民運動の取り組み、26年度定例総会日程など協議しました。

例年年度末会議は、一部の支部長理事が任期満了を迎え役員交代となります。



常任   会長

会議後に、研修会を行い警察当局幹部や関係機関担当者のお話を聞いて学習会をします。

この度の研修会では、交通事故遺族の会「こまくさの集い」代表 渡邊理香さんからお話をお聞きしました。



渡邊さん   講演1

渡邊さんは、平成8年7月 当時小学校1年生の娘 祥子ちゃんを交通事故で亡くされました。

事故は、小学校が夏休みとなる修行式の日、通学路を集団下校で歩いている時に起きました。


児童の列に車が突っ込み、祥子ちゃんは病院に運ばれましたが亡くなられました。

渡邊さんは、電話で娘の事故を知らされ現場に向いますが現場直前、学校の先生に呼び止められ一緒に下校していた長男と先生の車で病院に駆けつけたと言います。


そこから今日までの壮絶な経過を涙ながらにお話しされました。


研修を聴講した支部長理事、役員から

○ 事故現場が近くで当時の事故ニュースが鮮明に思い出されます。

○ 同じ道路を今度通学する子どもがおります。中学生なので大丈夫かと思うが心配だ。

○ 交通事故当事者を職員としてケアしているが、双方共に大変な重荷を負っている。

○ 日頃の交通事故防止活動が本当に大切だと痛感しました。

○ 良いお話をお聞きした。言葉やチラシで訴えるより効果があると思う。

など、感想反響がありました。


講演2   理事会

年度末役員(常任理事・支部長理事)会議で交通事故遺族会代表のお話を聞きます

平成25年度最終、役員(常任理事・支部長理事)会が招集されております。

この会議を最後に、13支部長理事が任期満了で交替予定です。


会議は、26年度定例総会日程や春の交通安全県民運動取り組みについて協議していただきます。

理事会に先立ち、常任理事会が行われます。

先日招集された緊急幹部会の審議事項が報告されます。


例年この会議と同時に、役員研修会を行っております。

23年は、シドニーオリンピックで女子ソフトボール銀メダルメンバー 松本直美さんの講演


松本直美   松本2
松本さんは、オリンピックのご活躍と、3.11大震災で活動が出来なくなった被災地の高校生(女子ソフト)チームを支援しての活動経験をお話しされました。



24年は、元県警交通部長 井上賢一さん(天忠健けん坊)の浪曲


井上さん   けん坊
井上さんは、県内で発生した交通事故(幼児が犠牲となった事故)現場に従事した警察官の体験実話を浪曲にされたお話でした。

昨年25年は、事業年度変更等で今回予定に組み込みました。


今回は、平成8年7月、当時小学1年生の娘を交通事故で亡くした交通事故遺族の会代表 渡邊理香さんの講演をお聞きします。

渡部さんは、犯罪被害者支援活動にも熱心に取り組まれ活動されております。


役員研修となっておりますが、議案審議が終了した後の行事です。


このブログをご覧になって、渡部さんのお話をお聞きしたい方は ご遠慮なく会場にお越し下さい。


日 時  3月14日(金) 午後4時30分から およそ1時間

場 所  山形市荒楯町 パレスグランデール 2F アルカディア


入場料は無料です。

事前にご希望が分かれば 安管事務局 023-632-9533 までお知らせ下さい。

安全運転中央研修所で安全運転管理課程受講しました


自動車安全運転センターの安全運転中央研修所において「安全運転管理課程3泊4日」を受講しました。

期日は、2月4日から7日までです。


年間12回開催される最終の課程で、第12期生と言うことでした。

山形新幹線で上京し、東京八重洲南バス停から高速常陸那珂行きで2時間10分かかりました。


午後1時から入所式が始まり研修開始です。

受講者は、主に安全運転管理者に選任されている方でした。


北海道から九州まで全国から30名が集まりました。

県警高速隊現職隊員や県警交通企画課のお巡りさんもメンバーでした。


宮内庁のお召し車担当の方や会社社長の専属ドライバーという方も、実に様々な職種の方と交流できました。


山口県からは、地区安管協議会の会長さん66歳で最高齢受講生でした。(ゼッケンナンバー1番)


研修を指導してくれた講師陣は

○ 埼玉県警出向 大澤教官 (研修所3年目今年度卒業 全国白バイ大会優勝経験者)

○ 神奈川県警出向 田中教官 (研修所2年目)

○ 東京指定教習所出向 横川教官 (研修所1年目)

楽しくわかりやすく、親身になって研修していただきました。


研修目的は

人の運転能力を高めて安全な運転が出来る運転者を育てる

安全の限界を体験することにより、危険に近づかない運転者を育てる。

万一の場合に危険を最小限にし、出来る限りの安全を確保できる運転者を育てる。

こと。

運転は、情報を沢山認知して、潜んでいる危険を予測して 判断しながら 操作(運転)すること。


いろいろの運転体験をしました。

沢山の方に、研修を受けていただきたいと思います。


実際体験した中からスナップ写真やテキスト写真をUPしてお知らせいたします。

10.27  27.2

山形から受講したゼッケン27番 西河産業 管理者 菅野大輔さん(安管青年部副部長)

10番は、泰昌建設 副管理者 安孫子清志さん(安管常任理事)

2番 安管事務局長 松田久二です。なぜ2番?年齢順とか。

初日の研修は、スラローム走行。スピードを上げて速く走って!と声がかかります。

その後で正しい運転姿勢をチェック。改めてスラローム走行に挑戦。


姿勢1   正しい姿勢
明らかにハンドル操作や運転席からの視界が違っていました。



スピン スキッド

スキッド体験、ABSを解除してタイヤがロックするまでブレーキを踏み込む。

見事に車は回転しました。昔、山形の雪道でも体験記憶があります。対向車が来なかったので事故にならなかった。


ABS回避 ABS

急に飛び出す噴水を回避する。ABSをセットした状態。認知遅れで噴水に飛び込む。


夜間研修
夜間研修は、ライトの照射や蒸発現象を体験。


50M下向き 50M上向き

50メートル離れた距離から、ライト下向き(すれ違い前照灯)とライト上向き(走行用前照灯)の違いを体験しました。

教官が、黒いオーバーをかぶって道路に寝込んでおったり、前照灯を付けた車の運転席タイヤ脇にかがみ込んだりして危険模擬を実演してくれました。(感謝)


研修所の夜明け 集合写真

中央研修所の夜明けです。            珍しい雪に子供心の小さな雪だるまを飾って、記念撮影

                             しました。