最近、登山靴ではなくトレランシューズで山へ出かける人をよく見かけますし、自分自身も夏場を中心に、そのパターンが多くなっています。
でも、同じトレランシューズでもいろいろな種類があり、登山に向いてるモノもあれば、そうでないモノもあります。
ということで、自分が持っているトレランシューズで実際に山を歩いた感想を書き綴ってみます。
2年前ぐらいのシューズですので情報としては古いですし、あくまでも自分の感想なので、異論もあると思いますが(;^_^A

バハダⅡ(montrail社)
使用山域:立山、鹿島槍ヶ岳
どちらかというと、走るためのシューズなので、軽量かつ靴底は柔らか目でグリップは良いです。
出かけた山域が岩がちな山だったけど、それほど歩きにくいことはなかったです。
あえて言うと、ザレ場でのグリップがイマイチなため、そこが歩きにくかった感じです。
あと、欠点としては、耐久性とプロテクション。
2回の山行でソールの減りが激しく、つま先のカバーが柔らかいので、石や木の根にぶつけて痛かった(>_<)
ソールの減りが早い=グリップ力だと思うので、そこは仕方ないとして、つま先のプロテクションの弱さは長距離の岩山では弱点だと思います。
まあ、歩き方が上手い人なら問題ないと思いますが、自分は2、3回ぶつけて、悶絶しました。
なお、前作のバハダも持ってますが、履き心地や感触はあまり変わりません。
同社のマウンテンマゾヒストⅡは履き心地が全然違いますが、自分には足形が合ってないので、普段履きにしてます。
なお、最近ではトレランのレースでも使用しておりますが、オールラウンダーなシューズとしてまだまだ活躍しております。

シェイプシフターウルトラ(VASQUE社)
使用山域:八ヶ岳(硫黄岳)、愛鷹山、金時山
ブランドの起源がワークブーツメーカー(レッドウイング)で、厚底のシューズですが、面白いトレランシューズです。
履き心地はスリッポンみたいな感じで、ワイヤーロックで締め上げるため、フィット感はいいです。
足裏感覚は厚底のため殆どなく、登山靴のようにガシガシ歩けますが、靴底は意外と柔らかいです。
硫黄岳のガレ場を歩いた感じですが、グリップも良く、歩きにくいことはなかったですが、ザレ場は滑りやすかった覚えがあります。
また、プロテクションはバハダ並なので、岩場歩きではつま先に注意です。
愛鷹山のような土のトレイルではツルっとしたソールの割にグリップするので、バハダⅡ同様ある程度オールマイティーなシューズだと思います。
自分のシェイプシフターは正直言ってハーフサイズ大きい感じなので、ピッタリのサイズだったらまた少し印象が違うと思いますが、使いやすいトレランシューズだと思います。
あえて心配点を言うと、ワイヤーロックの耐久性が分からないので、長距離や1泊以上の登山の際に万が一壊れたらどうしよう?ってことですね。
なお、癖が少ないシューズなので、ロードでも違和感なく走れちゃいます。

ウルトララプター(La Sportiva社)
使用山域:瑞牆山、雲取山、愛鷹山
クライミングシューズや登山靴の名門だけに、他のシューズに比べてプロテクションがしっかりしています。
多少の石や木の根にぶつけても衝撃が足まで伝わりませんので、歩く際の安心感があります。
ソールも独自の技術が惜しみなく使われており、硬めですが、岩場でも土でもしっかりグリップします。
硬いソールなので、靴全体で接地しなくても、岩場では安定感があります。
ただし、ウルトララプターのソールの素材自体はコンパウンドが柔らか目なので、耐久性がやや劣ります。
同メーカーのワイルドキャットの方が同じソールパターンでコンパウンドが硬めなので汎用性はあるかもしれません。
また、最新のアカシャやアキラのソールパターンは破損しづらい形状なので、今となってはそちらの方が選択肢としてはいいのかもしれません。
また、ヒールのホールドはしっかりしていますが、少し硬めなので、履きなれないと靴擦れしやすいです。
山での総合的な歩きやすさではバハダⅡやシェイプシフターを凌ぐと思いますが、値段の高さとソールの耐久性との兼ね合いになると思います。
個人的には、自分が持っているトレランシューズでは登山靴の代わりでは、ウルトララプターが一番使い勝手が良いと思っています。
同メーカーのブシドーは更に軽量ですが、クッション性が少し劣る代わりに耐久性が良いです。
昨年までのトレランレースでは殆どブシドーを使っていました(今年はバハダⅡ)。
以上のような感じで、個人的には、ウルトララプターをはじめとしたLa Sportiva社のトレランシューズが登山では安定感で一歩リードしていると思いますが、バハダⅡやシェイプシフターも使う山域に合わせて使えば登山靴よりも軽快に歩けて、登山の可能性を広げてくれると思います。
なお、トレランシューズはまだ他にもあるので、このシリーズはネタがないときにまた書く予定ですのでお楽しみに!







