三月花形歌舞伎 松プログラム 千穐楽へ
乍憚手引き口上
この日の担当は、壱太郎さん
ですが、千穐楽
三人ともご登場！！
しゃべりたいこと山盛り！ 笑
華やかで賑やかな口上になりました☆
玩辞楼十二曲の内 河庄
紙屋治兵衛：尾上右近
粉屋孫右衛門：中村隼人
丁稚三五郎：上村吉太朗
河内屋お庄：尾上菊三呂
紀の国屋小春：中村壱太郎
言うてもせんなきことですが、世話物はほんと難しいんですねー
型があるようで、ない
「個人（その人）」が強く出てきます
それが「匂い」の一部分にもなる
過去、成駒家さんしかされたことのないお芝居
二代目さんは、存じ上げないのですが
藤十郎さんは、「役として演じる」のではなく「治兵衛そのもの」
藤十郎さんが治兵衛に、ではなく
治兵衛が藤十郎さんに憑依している
そんな「玩辞楼十二曲の内」に、果敢にチャレンジしたことが、素晴らしい！
令和の時代、江戸時代の上方の匂いを漂わせられる？
花形だからできるチャレンジ
できれば、花形の間に何度も何度もチャレンジしていただいて
「花形」が取れた時に、上方の匂いをまき散らしてほしいです
忍夜恋曲者 将門
傾城如月実は滝夜叉姫：中村壱太郎
大宅太郎光圀：中村隼人
桜プログラムとは異なる演出
こちらが、いわゆる通常の演出
前半の舞踊も後半の立ち廻りも華やかで◎
カーテンコールもありました☆
南座のスタッフさんが三階バルコニーから桜の花吹雪を散らしてくれました♪
裏方も一緒になってこの公演を盛り上げている一幕を観ることができて
とってもよい気分～☆
来年も新たなチャレンジを楽しみにしています
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