二人の事情はどうでもいい
関係なんて、何だっていい
彼女と一緒の時間は楽しいから
楽しさや幸せは
どんどん欲張りになって
終わることがないから
時々リセットするのもいいかもしれない
リセットしても
そこに彼女だけが残っていれば
それでいい
ただ、それだけで
二人の事情はどうでもいい
関係なんて、何だっていい
彼女と一緒の時間は楽しいから
楽しさや幸せは
どんどん欲張りになって
終わることがないから
時々リセットするのもいいかもしれない
リセットしても
そこに彼女だけが残っていれば
それでいい
ただ、それだけで
恐れていたことが起きてしまった。
何を恐れていたのか、何が嫌なのか・・わか らないけれど、こう言う事態が起こること、理屈じゃなくて、嫌で嫌で。そういつも脅えていたように思う。
K部長とUさんが飲みに行ってしまった。
もちろん二人ではなく、本部長のOさんが連れて行ったようだ。
醜い私はメールで探りを入れる・・。
後の電話でわざと違う用事を言って、
「今日は○○に寄り道して帰ったの?」
「ううん、違うよ。ちょっと用事があって」
隠さずさらっと言ってくれたら気分も晴れたかもしれないのに。
時間にして2~3時間。
別にただ食事をしただけ、どうってことないのはわかってる。
でもこの事態は、私の一番嫌っていたパターンだ。
彼女からすれば、OさんやK部長と私は全く別の存在として付き合っているのだろう。それはすごく良くわかるけど、私はどうしても同次元で考えてしまう。
彼女の存在が私の中で、どんどんどんどんカタチを変える。
先週、会社の 先輩(51歳E氏)と飲みに行った。
髪は少し薄くなっているものの細身で背が高く、意外とカッコイイ、ちょい悪風。彼はすぐに「立ち飲みに行こう」と言う。最初は”何か・・貧乏くさくて嫌だなぁ~”って思っていたけど、一緒に行くと意外と楽しい。そして2次会は必ずタクシーでオシャレなバーに連れて行ってくれる。お金がないから・・と言うことではなくて、彼はこのスタイルが好きらしい。
先週はちょっと飲み過ぎ。終電めがけて広小路の町を歩いていると、彼が突然私の肩を抱いてきた@@突然のことで酔いは覚め、メチャビックリ@彼は左手で私の肩をギュッと抱き寄せ、私はカバンを両手で前に持ちながら駅まで歩いた。お互いスーツ姿。彼はメチャメチャ酔っていたようだ。他人から見たらきっとあまり綺麗じゃない絵図ら。深夜によく見る酔っ払いオヤジの風景に映ったことだろう。
でも、私は久しぶりに男性に肩を抱かれる・・と言う場面に動揺を隠せなかった。そして、駅までの短い時間。きっと彼と私は全く違うことを考えながら歩いたのだろう。
翌日、そのことをさりげなく聞くと、全く覚えてないと言う。がっかりしたような、ホッとしたような・・。
全く気づいてないとは言え、オヤジがオヤジに、
火を付けちゃ・・ダメだよぉ
彼女と劇団四季の「オペラ座の怪人」を見てきました。
芝居好きな彼女は「私、四季ってあんまり好きじゃないのよね~」といつもの様に憎まれ口を言っていたけど、私はほとんど初めてと言っていいミュージカルの観劇に興奮していました。悲しく切ないラブストーリー。劇場を後にして、感動も覚めやらぬ間に軽く食事とお酒。彼女は相変わらずで、ロンドンで見たオペラ座が一番良かったとか、配役がどうこう・・日本の演劇は・・そんなおしゃべりをBGMにしながら、私は別のことを考えていた。
私は愛情のあまり彼女の世界観に入りすぎたのかもしれない・・と。彼女はいたって平凡人だと思うけど、ハイソな世界に異様な憧れがある。そう、いまだバブルを忘れられない人の様にも思える。一流企業の幹部を”彼”と位置づけて、有名レストラン、高級ホテル、ブランドものの洋服、著名人との交流。そして一般ピープルとは違うんだ・・と他人をコケ下ろす。
確かに世界中の芝居を見て回っているのかもしれないけれど、今日の芝居の感想すら、自分の言葉で表せない彼女。
彼女の夢を叶えることが、決して役割ではない。
私がするべきことは、好きな人がホ ントに笑っている姿を、この世の幸福と感じさせてあげることなのかもしれない。
まぁ、悩む部分はあるけれど・・・。
君のそのか細い腕を
押さえつける腕力だって
僕は持っているんだよ
君のそのイジワ ルそうな頬を
ひっぱたくことだって
そう簡単なことなんだよ
君が泣いている夢を
最近よく見るんだ
目を真っ赤にして
でも悔しくて
キッと睨みつけながら
唇を噛んでる君を
そんな君を理解して
そっと守ってあげられるのは
そう僕だってこと
いつになったら気づいてくれるかな
君がどこに行こうと
君が何をやろうと
成功を手にした影でも
挫折で涙の夜も
僕はいつだって君だけを見ているんだよ
今までの君を知らないし
気にならないって言ったら嘘になるけど
これからの君には僕がついているからね
ムシャクシャしたら叩けばいい
それで気分が変るなら
嬉しくてどっかに飛んで行っちゃっても
君のこと思い出しながら待ってるからさ
そんな君が好きだからさ
ただそれだけだからさ
時は流れ・・・でも、私たちの関係は進むことがない。
いや、進んでない・・と言ったら間違いなのかもしれない。
買い物や街を歩く時には必ず荷物を持つ様になったし、時々彼女の家に呼ばれいろいろな仕事をさせられる様になった。
一人暮らしの彼女の家におじゃまするのはドキドキしたけど、誰もが考える色気のあることは何もなかった。
普段よりあれやこれやと用事をいいつけられ、大忙しのまま夕食を食べて帰る日が続いた。
「NOと言わない」これが最近の私たちの合言葉になっている。もちろんNOと言えないのは私だけで、彼女は勝手気ままだ。
チャンスだけはいくらでもある。いっそ抱きしめて・・・と何度も何度も考えたけど、私にはそのちょっぴりの勇気がない。
彼女は言う
「人は絶対に変るものだと」
私は言いたい
”気持ちは変らない・・”と
でも、真剣な彼女の目に、いつも負けてしまう。
人を愛することへの深さは彼女の方がずっとずっと重いのかもしれない。
私は単純だから、彼女を抱きしめたいし、キスもしたい・・。
じゃぁその奥には何があるのか・・と問われれば、何もないのかもしれない。
私たちはいつも一緒にいる。私が望むようなラブラブな関係はないけれど、それが彼女の愛情なのかもしれない。