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守護霊からのメッセージ
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人の多い場所が苦手で、特にご挨拶をしたり名刺を交換しようとしている人と目があうと、コソコソと会場の隅に逃げてしまうような私が、
どういうわけか最近、パーティー的なものにお招きいただくことが多かった。
そのような場所でうっかり逃げ遅れて名刺を渡された時、当然私も名刺を返さなくてはいけない。
バッグの中をゴソゴソ探って、あったあったと開けた名刺入れ。
どういうわけか中には“サイキックリーダー”の名刺しかなかった。
普段はちゃんと“代表取締役”のも入っているのに…。
でも、ないものは致し方ない。
好奇の目で、もしくは胡散臭いものを見る目で見られるのだろうなと覚悟を決めて、
えい!っと名刺を差し出した。
受け取ったその人は、しばしその名刺をじっと見つめた後に、
満面の笑みで思いがけない言葉を発した。
「すごいですねーー!リーダーなんですね!」
は、、、はい、、、
「部下とか手下とかみたいなのもいるんですか?」
…な?…なんて?…手下ってなに?…
戸惑う私をよそに、彼はキラキラな瞳で私を見つめ続けている。
びくびくしながら、ちょっと心を覗いてみた。
スピリチュアルやサイキックに理解のある人らしい。
嫌味ではなく、手下はいるかと本気で聞いているようだ。
今度はこっちがしばし目が点になったけれど、
彼がreaderをleaderと勘違いしていると解るのにそう時間はかからなかった。
あ、いえいえ違います。リーダーは指導者じゃなくて、読み手です。
サイキックを使って、心の奥や天界や未来からの声を読み取るんです。
あー!なるほどー!それもまたすごいなー!でその疑問は解決してくれたので、ホッと一安心したのだけれど、
ひょっとしてこのような勘違いをしている人は他にもいるのではないかしらと、ほんの少し心配をした。
私は指導はできない。
指導者には向いていない。
実際はスタッフを抱え会社を経営しているし、それ以前も化粧品会社の中で、人材育成をしてきたリーダーであったのは間違いないのだけれど、
単にやりたいことをやり、できないことは本人に任せながら、やりたい放題でここまで来た。
なんといってもリーダーには欠かせないであろう人付き合いは、大の苦手だ。
もしもサイキックリーダーのリーダーがスピリチュアリストをまとめ指導する人のリーダーの意だとしたなら、身の程知らずも甚だしい。
想像するだけで恥ずかしい。
私はのび太でいるのが一番いいと思っている。
いつもドラえもんに泣いて甘えて解決してもらうのび太のように、
難しい雑多なことは人に任せてリーディングに専念したい。
ありがたいことに私の周りには無数のドラえもんがいるので、心置きなくのび太でいられる。
心置きなくリーダー(reader) 読む人でいられる。
日々そのことに感謝を忘れたことはない。
ありがとう、ドラえもーーん!
それにしても、手下という言葉に彼はどんなものを想像したのだろう。
仮面ライダーのショッカーみたいなものだろうか。
彼の想像の中の私の手下が全身黒タイツではなかったことを祈る。
それの親分だなんて、想像だとしてもあんまりだ。
英語に詳しい読者様。
もしもreaderの使い方が間違っていたとしても、そうっとしておいてください。
気に入っているので、しばらくはこのままでいたいのです。
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