24時間テレビ活動日記(その1) | アンジョウハーツプロジェクトの公式ブログ

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アンジョウハーツプロジェクトの最新情報をお伝えします。

みなさん、かなりのご無沙汰です。

Anjo Hearts事務局の二村です。


暑い夏をどのように過ごしていたかというと、

実は24時間テレビのキャップアートをプロデュースしていました!


2013年8月24日(土)~25日(日)に、

日本テレビ系列(NNN・NNS)30社に沖縄テレビ(フジテレビ系列)を加えた

民間放送局31社が共同で放送した、「24時間テレビ」の中京エリア企画として、

Anjo Hearts の「キャップアートパネル」が採用され、

「東海3県みんなでつくる、世界一のエコキャップアート」をプロデュースしたものです。



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今回は世界一のキャップアートができるまでを

少しだけお話したいと思います。


7月上旬、中京テレビの某ディレクターより電話。

世界一のキャップアートを作りたいので、協力して欲しい、とのこと。

彼らは数年前から、エコキャップに本気の人たちでした。


何度もボクらをTVに出してくれましたが、

24時間テレビのメインイベントとは、正直びびりましたね(笑)


今回のキャップアートはタテ9m×ヨコ16m。

実はテレビの比率なんだそうです。

この発想はなかったので、大型イベントでTVに出るには、

この法則はノウハウになりそうだ、と既にニヤリ。

元となる絵を製作するのは、

三重県松坂市にあるチャレンジドプレイス「希望の園 」のみなさん。

この施設では障がい者を「チャレンジド」と呼ばれています。


障がいではない。

生まれながらにして、挑戦する権利を持っている人たち。

それが「チャレンジド」。

この言葉だけで十分に心が震えました。

彼らの多くは、画家として活躍しているそうです。

希望の園の画伯6人が協力して、100年後の未来を描くことに。

テーマは「100年後の笑顔」に決定。


しかし、ここからがボクの挑戦でした。

希望の園から完成した絵画を見せてもらえるのが7月26日の夜。

7月29日からは24時間テレビのキャラバン隊のみなさんが、

東海3県を巡り、各地でキャップアートを製作開始するとのこと。


実はこの間にも、キャップアートイベントを請け負っていたので、

許された時間は睡眠時間を含めて42時間。

大丈夫か、、、と不安が超よぎります。


しかし、ボクは世界でただ一人のキャップアート原画職人(自称)

希望の園のみなさんのチャレンジに、協力しなくてはと気合を注入。

約束通り26日の夜には素敵すぎる絵画が到着!


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最初の本音。

やばい、これは予想以上の超大作。

既にテレビ局も動き、メンバーも期待している。

と、言うか、、、メンバーはやれて当然的な雰囲気。


なんせ、世界唯一のキャップアート原画職人ですし。

今までのノウハウのすべてを注ぎ込みました。

そこで完成した設計図がコチラ。


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PDFから取ったので色も薄いし、

分かりづらいのですが、、、

112,896個のドットで描かれていて、

どこに何色のキャップをはめればできるかが、

分かるようになっています。


制作時間、、25時間。

既にボクの中で24時間テレビを超えてしまうという

かなりのチャレンジでした。


世の中にあるキャップの色のみを使用しなくてはいけないし、

紫などの少ないキャップだと揃わない可能性もある。

いろんな制約の中で油絵をキャップアート原画になおしていきまいした。


ちなみに標準で使っているキャップは13色。

実は茶色とかないんですよね、、、

メーカーさん、お願いします!

そんなこんなで、なんとか、無事納品。


翌日から始まるキャラバン隊とスギちゃんが、

144個のパーツに分けて

各地でキャップアートをつくり始めました!



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続く。


キャップアートパネルHP

http://capart.anjohearts.jp