『10日連続で我が人生の「聴覚&視覚」に影響を与えたレコードを1日1枚投稿。』

というお題で投稿しておりますが、昨日3日目の投稿をサボり、早くも二日坊主になってしまいました…あせる

いっそのこと、『10日連続』でなく『10日間』投稿します、というポリシーに替えちゃおうかしら、と思い始めてますが笑

できるだけ頑張ります…かたつむり

 

 

さて、3日目の今日は

 

ジョニ・ミッチェルの「ブルー」です。

 

 

ジョニ・ミッチェルのアルバムは他にも様々な世界観の大好きなものが沢山あるのですが、初めて聴いたのがこのアルバムで、胸が締め付けられるような切なさというか、郷愁というか、何とも言えない感覚を覚えました。

 

独特の流れるようなメロディーと、特徴的なハイトーンの声、あと、これは私が勝手に感じている事かもしれませんが、他のどのアルバムにも共通して、木のテーブルや暖炉、窓から差し込む陽の暖かさ、草の香りみたいな自然の要素を感じます。

 

以前同じようにジョニ・ミッチェルのファンの友達と話をしている時に、私が「独特の色彩感が好き!」と言ったら、ジョニ・ミッチェルの名言でこんなのがあるよ、と教えてくれました。

 

I'm a painter first. I sing my sorrow and I paint my joy.

「私はまず絵描きなの。私は哀しみを歌って、喜びを描いてるの。」

 

なんか凄く納得でした。

 

 

実際ジョニ・ミッチェルは沢山の絵を描いていて、その幾つかはジャケットにもあります。

例えばこの「ミンガス」:

 

 

このCDも本当に素晴らしくて、それだけでも話が長くなりそうですが笑

ジャケットを見ているだけでも、どこか別世界へ連れて行ってくれそうです。

 

 

さて、今回の「ブルー」の中でも特に大好きで一曲リピートで聴いていたお気に入りが

「A Case of you」で、この曲を初めて聴いた時は意味もなく涙が止まらなくなるほど衝撃でした。

 

その当時はそれほど英語も分からなかったのですが、断片的に入ってくる

Love, lost, darkness, TV screen light, canada, blood, holly wine, bitter, sweet, lonely, devil, soul, bleed

などのキーワードがメロディーに乗って私の脊髄に共鳴する感じでした。

 

特に、その時感じたbleed:血を流す、blood: 血、holly wine: 聖なるワイン、の真紅のイメージは今でも強烈に覚えています。

当時意味は良く分からなかったけど、そんなのを通り越して揺さぶられる感じがしました。

 

今でもよく聴いているアルバムです。

是非一度聴いてみて下さい。

 

 

絢乃でした~さそり座