まひろさんです。

 

今週はストレスのあまりになにかギャルゲをしよう!と決め、自分にしてはそこに行く!?みたいな作品をプレイしたのでレビュー……というか感想を書いていきます。

 

タイトルにもある通り、今回プレイしたのは『あくありうむ。』ですね。

 

 

 

  あくありうむ。

 

 

簡単に説明すると、VTuber事務所ホロライブに所属するバーチャルアイドル”湊あくあ”の主演&プロデュースした恋愛ノベルゲームです。

 

「本物のメイドになりたい」&「美少女ゲームのヒロインになりたい」という想いから制作された作品で、先日10/27に発売されたばかり。

 

興味あるけど、VTuberの美少女ゲーム...?ということで困惑し手を出そうか出すまいかと悩んでいる人もいると思うのでプレイしてみた感想をなるだけネタバレ無しで書いていきます。

 

 

 

  自分について

 

まずこの感想を書いていく前に、いったいどんな感性を持ってるやつがプレイしたのかというのを伝えておく必要があるかと思います。

 

なぜなら、前提として自分はほとんどVTuberを見ない人間だから.....。

 

 

はい、自分あんまりVTuverに関しては詳しく知りません。

 

以前にもブログ書いたんですけど、興味はあるけど配信などを見て楽しむのに自分が慣れていないようです......。

 

Youtube自体は見ます。

そしてVの中でも、ゆにクリエイト(赤月ゆに、餅月ひまり)のような、何かしらのテーマに関して10分程度解説したり議論したりといったものは好んで見ます。

 

しかし、特に詳しくないキャラクターの雑談といったのがどうも苦手で......。

 

元々ゲーム実況とかもハマる方ではないのでプレイ動画も興味が持てず、友人にはvtuberにハマる才能が無いと言われる始末。

うす。

 

 

とはいえ......気になっていないわけではないんですよね!

 

まず圧倒的にビジュアルがいい。

特に好きなイラストレーターが描かれたりしているとどうしても興味持っちゃうし、SNSやってるとやっぱり流行りのVのファンアートなんかもTLに流れてくるので......。

 

例えば、同じホロライブのぺこらのビジュアル好き

 

https://youtu.be/aozNBX2dF6c

 

そして音楽やってるっていうのもあってかよく作曲者ベースで曲探して聴いたりとかするので、曲だけ知ってる!という特殊な認識をしている。

 

 

例えば今回ゲームプレイするまでどんなキャラなのか喋り方なのかすら知らなかった湊あくあですが、好きな作曲者Neko Hackerが担当しているFor The Winだったり...

 

その界隈ではカリスマ的人気のあるイノタク作曲だから星街すいせいの3時12分だったり...

 

ということで、興味ある要素はたくさんあるけれど、どうしてもVTuberのメイン活動となる動画配信に性格上ハマりきれないというジレンマを抱えています。

助けて。

 

 

でもそんな人間がどうして今回、「あくありうむ。」をプレイしようと思ったのか。それは....

 

自分が美少女ゲームという趣味を持っていたから。

 

自分が好きなノベルゲームという形態でなら、今まで興味のあったVTuberというコンテンツに触れることができるし、そこからキャラクターに興味を持って配信も楽しんで見れるようになるかもしれない!!

 

そんな期待もあって、今回挑戦してみることにしました。

 

値段も2420円とロープライスですしね。

 

そして、湊あくあのビジュアル、恐ろしくかわいくて前々から好きだったんですよね......。

 ※著者はツインテとメイドが好き

 

よく見ている餅月ひまりと同じがおう先生のイラストというのもあります。

がおう先生のイラスト良すぎる....。

 

 

 

 

  あくありうむ。プレイしてみた感想

※ネタバレ無し

とはいえ若干内容には触れる形になるので完全に、というわけにはいきませんが気を付けます。

 

 

まず結論から言うと、

もう少し...と思う側面はあるけど、面白く満足できるいい作品だった

 

 

ということで中身入っていきますね。

 

内容は、貴族の息子である主人公テオとその屋敷で新人メイドとして働くヒロインあくあのラブコメです。

 

貴族あるある(?)、親族が後継者争いで揉めている....ような状況下、いずれ家を継ぐ際に備え人も導く練習をしてほしいという姉の願いから、新人メイドの悩む手を引き、助言をしてあげるよう告げられます。

 

そこでやってきたのが、新人メイドあくあです。

 

 

▲姉役は同じホロライブの白上フブキ

 なぜ姉にはケモ耳があるのに主人公は普通の人間なんだ...

 

▲あくあの先輩メイド マリン役はホロライブの宝鐘マリン

 出航(意味深)ルートがある

 

貴族とメイドの身分差恋愛!定番だけどそれがいい。

基本はこの設定を軸に進んでいく物語です。

 

 

そして気になるは肝心の方向性や満足感。
シリアスなのか?ボリューム感は?そこんとこどうなの?と。

 

 

ギャルゲ界隈の人にはわかりやすく一言で伝えられると思います。

 

あれです。ゆずソフト

 

要は、重すぎないくらいの設定や重要な展開を含みつつも、基本的にはヒロインのカワイイをめっちゃ押し出していく感じ。

 

 

正直、買ってみたはいいものの内容はあんまりなんだろうなぁと心のどこかで思っていましたが、いい意味で期待を裏切られました。なんというかちょうどいい感。

 

ずっと砂糖甘々....とかいうわけじゃなくいい塩梅で、飽きないくらいの程よい展開で進行し、いい話だ...と思うところもあったりと、非常にうまいストーリーだったんじゃないかと思っています。

プレイ時間は3-4時間くらい。

 

あとギャルゲやりなれてる人にも嬉しい部分として、コンフィグがかなり細かい部分まである

少なくとも、あの機能無くて残念だな...と落胆する部分は無いと思います。

あの機能あったらいいな...はありますが。

 

あと立ち絵/表情差分も多く、セリフごとに立ち絵が動いたりしてスクリプトも細かい。

 

そして2000円台で買えるロープライスゲーとは思えないほどCGの枚数が多い

▲SDキャラ絵もあってすごいいい感じ

 

 

あくあの色んな服装やイラストが見れるので、好きな人は絶対満足できると思っています。

 

 

ちなみに本作のイラストは「お隣の天子様にいつの間にか駄目人間にされていた件」などで有名なはねこと先生。

 

 

あと個人的に良かったポイントが、ですね。

 

本人らが自分のキャラを担当するとは言えども、俳優の吹き替えみたいに、う~ん.....みたいな感じになっちゃうんじゃないかなと懸念してたんですけど、めっちゃナチュラルでした。

 

特に違和感なくプレイできてて、プレイ終わった後に、「そういえば気にならなかったな....」と気づくほど。

 

ちなみにファミ通の対談とかも読んだんですけど、イントネーションとかもかなり気にして収録していたようで......。

特にセリフの多い湊あくあは録り直しがたくさんあったとコメントしています。

 

でも結果としてこの完成度になっているので素直にすごいなと思います。

▲興味ある人はこちらもどうぞ

 

  でも強いて言うなら...

※ちょっとネタバレある

 

イラストもいい。ストーリー展開もいい感じ。ボリューム感もいい。ゲームとしてもいい。ヒロインかわいい。

 

 

そんな感じで割と最高な評価をしているわけですが、ストーリーの一部だけ、評価割れそうだなというところがあります。

 

 

後半、急にガラリと展開が変わる部分があり、ユーザーとしてはそこから盛り上げってきたぞ!!うおお!!という高揚感が生まれてくるんですが.....そこからが短く、しかもスッキリしないままエピローグへ....。

 

 

確かに、物語の構成上、伏線の回収やらなんやらでそうするのがいいし、あのエピローグに持っていくならこれがベターか....と思わなくもない。が、もう少し欲しかったなぁ......と正直に感じました。

 

 

全然悪くないんですけどね!

 

 

 

 

  おわり

 

 

ということで『あくありうむ。』、おすすめです。

 

▲OP映像も曲も良くてリピートしてる

 

全く知らなかった自分がプレイしてそう感じるんですから、従来のファンの方なら十分にハマれる要素あると思います。

 

多分ですけど、うん。。。。?と思うビジュアルの猫とか激辛とか出てきて、これはご本人たちのネタだな?と思うところもあったので、そういった面でも楽しめるんじゃないかと。

 

 

 

 

で、まひろさんはVに興味を持てたの?

 

 

これが答えです。

 

発売日に購入し、プレイし終わって、こうなってるのでお察しいただけるかと思います。

 

ぼちぼち見て、沼っていきますね......。

※友人のVTuber好きロシア人が自分を沼らせようと臨戦態勢に入ったこともここに書いておく

 

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