ANIRACOアニラーコオカリナオーケストラのブログへようこそ。
今月の練習は千里山コミュニティセンター(吹田市)で行われました。
初めて使わせて頂いた施設。多目的ホールは清潔で広く、響きも程よい感じで、練習に集中する事ができました
本日、達夫先生はご不在で、理子先生にたっぷりとご指導頂きました。
5月19日(日曜日)『ANIRACO Ocarina Orchestra 10周年記念コンサート』に向けて、「カルメン組曲」を中心に細かい指示が出されました。
この組曲、理子先生がアレンジされています。
アニラーコで練習する曲、その殆どがお二人の先生方のアレンジによるものです。
私は中学時代、吹奏楽部だったのですが、当時の部活では市販の楽譜を使い、部員は其々自分の担当する楽器の"パート譜(パートスコア)"のみを読んで練習していて、これがノーマルだと思っていました。
ある時、担当する楽器によってト音記号の右横に付いている調号が違うんだ、と隣のクラリネットの子の楽譜を見て驚いた記憶があります。(私はフルートでした)
同じような経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
少し難しい話で恐縮ですが(ごめんなさい)
オーケストラのコンプリートスコアでは移調楽器(クラリネットやホルンなど)のパートはその楽器の調に合わせたものが、実音で演奏する楽器(フルートやヴァイオリンなど)のパートと同時進行で縦に並べて記譜されています。その為調号が統一せず、一目で全体のハーモニーを把握する事は至難の業なのです。
下のコンプリートスコア、シャープ♯が2つの段、フラット♭が1つの段、それに調号無しの段もありますよね
出典:全音楽譜出版社
チャイコフスキー・交響曲第6番『悲愴』より
アニラーコでは実音で書かれたコンプリートスコアを読むことで、其々のパートがどんな音を鳴らし、どんな動きをしているのかを一目で分かりやすく学ぶ事ができます。
そしてそのアレンジをされた先生ご自身が指揮を振り、指導して下さるのです
こんな贅沢はありません
本日の練習も、譜面には書き切れない表現の仕方を先生自ら歌ったり、オカリナを吹いたりしながら教えて下さいました。
編曲者自らのイメージを何とか表現したいと、メンバーは精一杯工夫し、出来なかった課題は持ち帰り、個人練習となります。
孫を持つ年齢になっても仲間と共に努力できる、これは私にとって大きな喜びです
ソロで演奏する楽しみ、少人数でアンサンブルをする楽しみ、どちらも素敵です
でもでも、今 私は30人を超えるハーモニーの厚みにワクワクが止まりません
貴方も私たちと一緒に合奏してみませんか?
5月19日の『ANIRACO Ocarina Orchestra 10周年記念コンサート』で皆様に気持ち良く演奏を聴いて頂けるように、更に練習に励んで参ります。
尚、チケットに関しまして、メールにてお申し込みくださった方には順次発送を開始しております。
楽しみにお待ち頂ければ幸いです
文責:Y.K
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