こんにちは。
かげ○接骨院・整体院の鹿毛です。
先日から、脊柱側弯症の女性の方が
来院されています。
主訴は腰部の痛み。
1年近くとあるトレーニング施設に通い、機器を使って
身体を鍛えていたが腰の痛みと家族からの
身体の傾きを指摘され、
当院に来られました。
背部の筋、皮膚の突っ張りが顕著で、
特に左起立筋(仙棘筋）はカチカチでした。
もともと側弯症ではありますが、
左右の起立筋の緊張の差は著しく、
一層側弯の度合いを助長しているような状態でした。
聞けば、トレーニング施設のスタッフは
入会の際に話しただけで、
その後はその方にあったトレーニングなど
一切アドバイスがなく、自己流でトレーニングを
行っていたとのこと。
スタッフが悪いというわけではありません。
しかし自身の身体がどういう状態で
どのようにしていきたいのか、
ということに関しては個人差がありますので、
専門の方に随時アドバイスやフィードバックを
受けながら身体の変化を
実感して行くほうがよいです。
ましてや内部的な障害や今回の方のような
筋骨格的な問題を持たれている方は
その部分にも精通した方のもとで
トレーニングされたほうがよいと思います。
身体の状態はひとそれぞれです。
Aさんに良い運動がBさんにも
あてはまるとは限らないことは
容易に想像できます。
悪影響することもあります。
運動（トレーニング）方法を人の身体に当てはめるのではありません。
その人の身体に対して合った運動方法を当てはめる、選ぶこと
が重要です。
そのためには、上記にも書いていますように、
定期的にアドバイスや状態を客観視してくれる方を
付けるようにしましょう。
効果は絶大です。
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