みなさま、こんにちは、ヨッシーです。

 

 先日、宅建の免許更新で講習会を受講してきました。

5年ごとの更新で、法律、法規、税法、建築基準法、宅建業法と広範囲な為、法改正が多数あり、とてもハードな講習でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の講習で弁護士の講師の先生がミスや紛争などが起きないように事前に予防する事がプロとしての責任で、お客様に不利益が生じないように、確かな知識を習得し細心の注意を払って業務にあたって下さいとおしゃっていました。

 

 

 土地や建物に関する紛争事例をまじえながら、裁判でお客様が勝訴しても裁判費用も高額でとても時間もかかり損害賠償金も、損害を賄える金額には程遠いのが現状だそうです。

 そして近年は紛争件数がとてもふえているそうです。

 

 

 お客様のマイホーム造りをサポートする大きな責任の重さを痛感しました。

 

 以前、私は親しい人の知人が、欠陥住宅の被害にあって困っていたので相談にのり、あまりにもお気の毒なので、その欠陥住宅を施工した施工業者と交渉し、全面的に非を認めて修復する約束をしたのですが、その3日後に相手側は弁護士を代理人にたて、修復する約束も全面撤回し、弁護士ではない私が被害者の代わりに交渉することも違法だと拒んできました。

 

その為、被害者の方が自ら交渉する方法もありますが現実には被害者の方も弁護士の代理人を立てざるを得なくなりました。

 

 しかし弁護士を立てるのには高額な費用が必要ですし裁判をすることになれば膨大な費用になりますので慎重な対応が必要です。

そこで私はカノム

という住宅検査会社の代表の長井さんに相談させて頂きました。長井さんは建設業界では有名な方で、大手ハウスメーカーの大規模な欠陥を立証した事でも有名です。こういった場合、多くの圧力がかかり怖い思いもしたそうですが、脅しにも屈しない本当に素晴らしい方で、正義の味方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 長井さんには、とても親身になって相談にのって頂き、被害者の方に同情して遠方の名古屋からの出張にも拘わらず、とても良心的な価格で住宅検査と、裁判にも証拠として提出できる欠陥を証明する書類の作成を行ってくれました。  (建物が完成していても赤外線カメラなどの検査機器で基礎の配筋や構造材の金物や釘の種類やピッチも確認できます。)

 

 また裁判になった時は欠陥を証明する証人にもなりますと言って頂き、被害者の方もとても喜んでいました。

 

 

 しかし先方は欠陥住宅の証拠書類を提出しても、逃げるだけなので裁判をする事になってしまいました。

 

 裁判の期間は2年間で勝訴しましたが、損害賠償金は建て替えられる金額には至りませんでした。本当に被害者の方がお気の毒でなりませんでした。

 

 

 このような事が起きないように長井さんは建て主が依頼した住宅検査業者による施工検査を、工事の要所要所で行う事が大切ですとおしゃっていました。

 

 

 またアメーバブログのマイホーム計画ジャンルで現在3位の大手ハウスメーカーで家を建ったらこうなったの華音さんは、ご自分のマイホーム建設で被害にあわれ、自分のような被害にあわないようにブログでご自身の経験と対応策を公開しています。

 

 

ブログを読ませて頂いてるだけですが、お人柄が偲ばれる内容で、日々家族の為に頑張っている良い方が被害にあわれて、とても残念です。陰ながら応援しています。ブログの中で紛争になった時、カノムの長井さんに建物の検査を依頼して力になって頂いたと書いてあったので少しだけ安堵しました。

 

 

 

 

      ちょっと勉強して自分でマイホームの施工検査

        大きな安心と大切な思い出ができます。

           想像するよりとても簡単です。

 

 

 私はお客様に施工法令で定められている施工基準をご説明し書類でお渡しして、出来れば施工検査に立ち会って確認して頂けるようにお願いしています。

 

 お客様自身で確認頂くことで、確かな大きな安心とマイホームの建設に関わったという大切な思い出を得る事が出来ると思うからです。

 

 予算が許せばカノムさんのような検査業者にまかせれば安心ですが、検査に必要な分かりやすい参考書や資料があればご自身でも簡単に検査ができます。

 

 私のお勧めはカノムの石井さんが出筆した 「ホントは防げる 欠陥住宅」 です。

建設業者向けに欠陥住宅を防ぐ為に出版された書籍で欠陥事例もまじえながら写真も豊富で施工ポイントも分かりやすいので、お客様でも簡単に検査できます。検査に必要な物は 100円ショップで売っているメジャーだけでほとんど検査出来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回はカノムの長井さんの事をほめまくりましが、ほんとうにマイホームを建てる方の深い思いを理解して不正は絶対に許さないという強い正義感を感じました。

 

 低価格でマイホームを提供出来るように努力する事は大切ですが、見えない所で手抜き工事をしたり、職人さんの手間賃を法外に下げることは許されないことです。

 

 

 上記の本は約3,000円弱と、少々高価ですが、分かりやすい教材ですので、ちょっとだけ勉強してマイホーム造りに役立てて間違いのないようにして頂きたいです。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。ヨッシーでした。