今回は、管理職の頭痛の種、「ゆとり世代」について書いてみたいと思います。
ゆとり世代には、「常識が通じない」との声をよく聞きますし、実際に私もゆとり世代にほとほと疲れ果てている管理職です。あまりにも未熟な社員が多いため、ちょっと調べてみました。
○ゆとり教育とは?
1992年の「新学力観」に基づく指導要領の施行から始まった「ゆとり教育」。
それまでの「詰め込み型」から「個性の尊重」へと変更されたのですが、特に暗記関連の学習がめちゃくちゃにされています。円周率が3.14ではなく、3と教えられているのが有名ですが、中学の世界地理では、アメリカと欧州1カ国、アジア1カ国の合計3カ国しか勉強しないそうです。(°д°;)・・・
「詰め込み型教育世代」が高校で苦労した世界史なども、「ゆとり教育世代」では、地理で3カ国しか教えてもらっていないのに、世界の歴史など覚えられるわけがありません。
一般常識というか、教養が、ゆとり教育世代とその他世代では大きく違っているようです。
「常識が無い」若い社員に手を焼いている管理職も多いと思いますが、そもそも、知ってて当たり前の「一般常識」から社員教育していかなくてはならないようです。
○ゆとり教育世代とは?
現在、約25歳以下の世代のことを指すようです。(1990年頃に小学校入学した世代)
ただ、中学入学をゆとり教育が始まった、1992年頃までを含めるのであれば、29歳くらいまでが対象になりそうです。
個人的には、団塊ジュニア世代以降がゆとり世代と言ってしまいたい。
・・・と、ここまで調べてみて、29歳以下の社員の幼稚さの理由がなんとなく分かったような気がします。
もちろん、優秀な社員もいますが、幼稚な人間のレベルが、ものすごく下がってる気がしていたのです。
○ゆとり世代社員の特徴
「百ます計算」で有名な陰山英男先生の話が2008.10.21号のAssocieに掲載されていたので引用しますと、
1.根拠の無いことでも自分を正当化するために平気で主張する
2.問題を人のせい、社会のせいにする
3.問題を解決する方法がかならずあると思い込んでいる
1も2もものすごく良く分かります・・・。3はそう思いたい気持ちも分からないでもないですが。
○ゆとり世代社員の接し方
すくなくとも、今までの私の経験での話しでしか出来ないですが、普通の育て方ではダメでした。
普通に仕事を教えても、自分を正当化するために仕事のシステムの変更の主張をし、その主張を曲げない、又は分かった振りをしてやらないという結果で、挙句に、「やり方を強制して、ひどい上司だ」などと吹聴して回ってました。色々と試行錯誤した結果に作り上げた会社のシステムなんですけどね・・・。いい提案なら受け入れられるんですけど、「もうそのやり方はとっくに試していて、ダメだったんだよ。」と話しても、「ボクのやり方のほうが絶対にいいんです。」と。
挙句、私が怒ると、上司の話を無視。話の途中にトイレに行ったり・・・。
・・・なんか書いていて、なんでこんなやつにまじめに仕事を教えていたのかとバカらしくなりますが。
ちなみに、陰山先生は
「教養や基礎学力の不足については、企業でも教育をすべきです。」
と仰ってます・・・。ヽ(;´Д`)ノ
つまり、育成の方法を上司が悩む前に、ゆとり社員が、育成についてこられるように、まずは、教養や基礎学力を習得させなさいということですか?
・・・悩んでたのがバカらしくなります。
それじゃ、「道徳の時間」もプラスして講習日程に組み込んで、一般常識もあわせて叩き込んだほうが良さそうです。