はるは、かくれんぼが大好き。
二人でソファに座って、まったりしていたはずなのに、急に思い立って、ソファの後ろに隠れたり、洗面所に隠れに行ったりする。
お、始まった。これからが長いんだなぁ。
私が、「はる～？あれれ。はる、どこに行ったの～？」と言いながら、はるを探さないといけない。
「ここかな、ここかなぁ。はる、見つけたっっ。ばぁっ！！」
（「ばぁっ！」ではるの目の前に飛び出す。）
見つけてもらうと、はる、大喜び。
あまりに喜んで、よろめきながら、きゃははは言いながら笑ってる。で、また別のところに隠れに行く。今度は、キッチンだ。延々続く。
でもね、かくれんぼが好きなのは、ただ単に見つけてもらうのが嬉しいからじゃないみたい。
今日もいつもの通り、いそいそとクローゼットに向かう、はる。
あ。かくれんぼか、と思い、追いかけ…
「はる、見～つけたっっ。ばぁっ！！」
とクローゼットを開けると、首をイヤイヤって振って、クローゼットを閉めろと言う。そういえば、昨日も、ソファの後ろに隠れたくせに、私に見つけてもらってもイヤイヤって言ってたなぁ。
ん？何かニオウぞ。
におう。
ぷぉぉ～ん。
く、く、く、くさっ！
ウンチしてたのか？！？！？！？
かくれんぼは、ウンチきばってるところ見られたくなかったのね。そ、そうだったのね。
「かくれんぼ」って私が勝手に楽しんでたつもりだったりする？はるは、ウンチきばりたかっただけとか・・・？ひょえ～。
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