こんにちは、 あにめを です✨

 

 今回は「推し、燃ゆ」(著:宇佐見りん)を語ろうと思います😊

 

 まず、この表紙! 素敵じゃないですか? 主人公が線に絡まれて、動きが取れない状況でしょうか? 

 

 表紙は可愛いですが、かなり衝撃な展開もありますので、注意が必要です(笑)

 

 推しがいる人や、好きなものがある人にはおすすめな一冊です😊

 もちろん、そうじゃない人にもおすすめです(笑)

 

 

 

 

あらすじです!
 主人公のあかりの推し、上野正幸(うえのまさき)がファンを殴り、炎上! あかりはそれでも、推しを追い続け、すべてを推しに捧げるが、、、
 推しは、芸能界引退も発表してしまう!?
 あかりはこの先どうなるのか??

 

 

 

 

 

 ⚠ネタバレあり⚠ ネタバレをくらいたくない方は閉じてね☆

 

 感想はすべて主観です

 

 

 

 

 

 

 

 

 表紙について

 

 あくまで、私の考えです。

あかりの推しのイメージカラーはです。表紙はのほうが良いと思ったが、あえてピンクにしています。作中にライブ服も青に揃えてる記述もあるほどです。

 

 ピンクは厳密に言うと、青の反対色ではないが、よく対比の色として使われています。推しが炎上した事によって、あかりの推し活動が徐々に崩壊していくストーリーなので、180°変わった感じを表したかったのかも!

 

 よく見ると、イヤホンコードはのままなので、推しの面影を残してると考えてます!

 

 普通に炎上として、この色を使われただけかもしれないが。(笑)

 

 

 

上野正幸はなぜファンを殴ったのか?

 なぜ、ファンを殴ったのでしょうか? 作中、注目しながら読みましたが、結局は分かりませんでした。また、あかりは正幸のことを細かく解析をしているため、ファンを殴ったときの正幸のことも解析できそうですが、、、

 


 あかりが解析しなかった理由は、背骨を壊したくなかった と私は考えています!

 


 作中、よくあかりを支えてるのは推し=背骨と表現しています。

 人間は背骨がなかったら立てない。それぐらい、推しはあかりにとって大切な存在。

 


 ファンを殴ったことによって炎上し、芸能界を去った推し。それを分かっており、また分析してすべて知ってしまったら、推しが完全に芸能界の人ではなくなるから。だったら、解析せず、そのまま炎上した事実を脳内にインプットしたままのほうが推しに縋れると思った。

 


 すみません💦 大事な事を忘れてしまいました!

肝心な正幸がファンを殴った理由はですね、個人的には婚約者を守りたかったのかもしれません!

 


 作中、何回か指輪を見せてる描写があります。

世の中って、ファンって言っても、行き過ぎてる人は一定数います。結婚してほしくなかったのかも!それで、危害を加えようとしたら、正幸に殴られたと思ってます!

 


 テレビはもちろん殴られた=結果にしか興味がなく、炎上してしまいます、、、

 

 

 現実世界でもそうですよね、、、テレビだけでなく、スマホでもニュースを見れるようになった時代ですし、、、

 

 

 私ももっと、違う角度で物事見れたらいいなぁと 感じました!

 

 

 

 

 

あかりは何の病気なのか?

 あかりはある病気だと診断されています。

しかし、病名は伏せてあります。 私の考えでは、適応障がいではないでしょうか?

 

 正幸にはものすごく天才的な分析力を発揮しています。

 

■アルバイトでは二つ以上のことをやれ! って言われるとパニックになってしまった描写がありました。

■漢字テストで苦戦して、結局は不合格なのはあかりが最後になってしまった。

■姉と違い、九九がなかなか覚えられずのぼせてしまったため、母親に風呂から出してもらった。

■勉強はあまりできず、保健室通い。

■姉や、母親からあまり好意的にみられていない→怠け、だとみられています。

 

 また、姉が勉強している隣であかりも「頑張ってる」と発言したら、「ただ推しを追いかけてるだけのあんたが軽々しく、頑張ってる、なんて言わないで!」と怒鳴られたこともあります。

 

 

 日本でも現在、なかなか理解してもらえないものだと思います。それでもあかりは不安を抱えていても、しっかりと生きていこうとしています。

 

 学校もそうだが、子供たちにしっかりと“学校”という居場所を作ってあげられる世界を願ってます。

 

 作中、あかりはバイトを辞めさせられた、高校中退、就職先も見つけるのが難しい など、生きづらさを抱えています。

 

 

 

あかりはなぜピーター・パンを演じていた推しに惹かれたのか?

 

 ピーターパンは大人にならない存在。

 あかりも大人になりたくなっかたのかもしれません!

 

 大人になると色々大変ですよ。お金を稼ぐ、仕事、子育て、など。

 

 でも、大人になりたくなくても、いづれ大人に成長します。やっぱり、現実を受け止めないといけません。

 

 

 いつまでも子供心失いたくないじゃないですか? 私も戻りたいです、、、

 

 心の片隅に残ってることを信じているこの年頃です(笑)

 

 

 

 

ラストの意味

 

 

 這いつくばりながら、これがあたしの生きる姿勢だと思う。


二足歩行は向いてなかったみたいだし、当分はこれで生きようと思った。体は重かった。綿棒をひろった。


p.149

 

  最後、あかり、推しがいるマンションを見上げて、女の人をみます。
 あかりの目で、推しが推しではなくなった瞬間。

 自分お部屋で、綿棒の束をもち、怒りをぶつけます。生きていたら、なぜか散らかってしまう。なぜかうまくいかない。普通に生きていたのに。

 大事なものを奪われた怒り(あかり自身や今まで頑張ってきたことに対しても含まれてると思う)、それでも生きていかないといけない。背骨(推し)を失ったあかりはそれでも生きていく。そういうラストだと思いました。


 また推しは ファンを殴ったのは何故ですか? という質問に対し、睨む行動をとっています。
睨む=世間への忠告。


 テレビの画面向こうで娯楽として、消費してるのが耐えられなかったのでしょうか、、、 推しは世間を敵に回してしまった。なぜ、ファンを殴ったのかは明確に描かれてないが、ただ大切な人を守っただけで炎上する世の中への忠告かもしれません。

 
 
 

感想・まとめ

 

 薄い小説でしたが、満足感が得られる小説でした! いや、薄いからこそなのかも!
 
 私も推しはいますが、全然結婚して幸せになってほしい派です。私は推しが歌った作品が好きで、いつかライブを見に行きたいのですが、なかなか時間が取れなくて、、、
 
 もちろん、ファンの形はそれぞれです! だけど、自分の行動を客観的に見れるファンに私はなっていきたい。いや、私はいつも気を付けています!
 
 私は、MVにコメントは打たないですが、眺めるのは割と好きです(笑)
意外と、考察優秀な方もたくさんいて、いつも楽しませてもらってます(笑)
 
 推し=軽い ものじゃなく、大事な支え、生き甲斐にしても全然いいと思いました!
 
 
 そんなことを訴えてる小説だと思います!
 
 
 最後まで読んでくださり、ありがとうございます🙇