おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

前回の投稿から

かなり時間が経ってしまいましたね、

申し訳ありません。

 

 

さて皆様は過去の自分が

なんだか敵に見えてしまうことって

ありませんか?

 

 

そして、そんな自分と戦っていませんか?

 

 

このように書いている私自身も

最近過去の自分と戦っていることがありました。

 

 

先日ですが

私は小さいことではありますが

ミスをしました。

 

 

結果的には早い段階で

それに気づくことができたので

 

柔軟に対処できたのですが

その際、結構自分のことを責めてしまいました。

 

 

あのミスは未然に防げたはずだとか

もっと注意深くなれとか

後回しにするなとか。

 

それらをもっと攻撃的な表現で

いつまでも繰り返し言い続けていました。

 

 

勿論ミスをしないように努めるのは

大切なことなのですが、

 

自分自身を攻撃的な暴言で責めるときというのは

ミスを改善させることが目的というより

 

ミスをした、傷がついた、ダメな所が生まれた

そんな自分を認めたくないんですよね。

 

 

普段はミスは誰にでもあるとか

次に向けて改善していこうとか

 

とか思っているのですが

いざこういう自分がその立場になった時に

 

本当の自分というのは出てくるなあと思います。

 

 

何度も向き合って

だいぶ変わってきたところですが

本当に苦手分野ですね、

 

その時の自分を無かったことにしたいという

完璧主義が出てきます。

 

 

そういう時、ミスをした過去の自分は

今の自分から見れば敵にしか見えないわけです。

 

 

勿論これはミスに限った話ではありません。

 

皆様も「過去を乗り越える」という言葉を

使ったことはありませんか?

 

 

あれも確かに過去にできなかったことが

日々の経験の中でできるようになるという言う

 

ただ、それだけの意味であれば

そこまで問題はないのですが

 

過去の自分を貶して

今の自分を輝かせようとしているなら

 

結果的には過去の自分は敵になっています。

 

 

過去は不完全で劣っていて

今の自分は常にそんな過去の存在より

上でなくてはならない

 

それでは今この瞬間の自分も

未来の自分にとっては敵になるわけです。

 

 

今回の私のような

明確に過去にやらかして

 

それが敵になっているときはもちろん

 

今の自分の常に乗り越える対象となっている

ような場合も

 

過去の自分というのは対峙する存在に

なってしまっています。

 

 

ですが、その過去がなければ

今という存在はいないわけです。

 

 

様々な経験があって

私たちは今にいます。

 

 

特に過去の自分と戦って

今が輝いているときというのは

 

浮足立っていることが多いです。

 

 

そういう時ほど

ミスなどで自分が偏っていることを

教えてくれます。

 

 

私自身今回の件で

過去の自分と無意識に戦っていたかも

 

またそのうえで最近少し浮足立っていたなあと

振り返るいい機会になりました。

 

 

そこに気づくことができれば

改めて地に足を付け、生きていこうと思えるわけです。

 

 

皆様も今一度

過去の自分と戦っていないか

考えてみてください。

 

 

自分と戦っている限り

人生が心地よく平穏になることはありません。

 

 

過去の自分もその時点で完璧であり

その自分が居るからこそ

今の自分がいます。

 

 

そしてそのどちらもが

同じくらい大切な存在なのです。

 

 

そうしてその二人が

同じ方向を向いたとき

 

次の未来はもっと豊かな現実を

築いていくことができるようになりますよ。

 

 

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