おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
人生の中で
私たちは様々な気づきに遭遇します。
気づきの中には
なるほどと納得できるものもあれば
中々受け入れられないものも
あるでしょう。
受け入れられない際は
相当腹を立てるかもしれません。
ですが、私としては
気づきにはできるだけ
素直になることをお勧めしています。
特に自分の核心を突くような気づきには
難しいかもしれませんが
素直になったほうがいいと考えています。
例えば、自分だったら
昔は自分という存在は性格がよく
優しくてまじめだと思っていました。
それが自分の良さであり
アイデンティティみたいなものでした。
でも、心理の学びや気づきの中で
自分は全くそんなことなくて
まじめに見えていたところは
誰にも怒られないようにしてきただけだったし、
優しさも周りから
よく思われたいだけだったし、
性格のよさは、本心のどす黒さを
隠すための仮面に過ぎず
実際の性格は相当悪い
ということに気づいていきました。
中にはこれを直接おっしゃってくださった方もいて
当時は核心を突かれたこと、
自分の本心が暴かれたことで相当腹を立てましたが
今となっては
全て気づきのメッセージだったなと実感しています。
そうなってくると
自然と気づかせてくれた相手にも
感謝が芽生えますね。
さて、こういった気づきを
素直に受け取っていくために大切なこと、
それは自分の感情に正直になり
日々ニュートラルでいることだと思います。
ニュートラルであると
何が本当に必要なメッセージかを見定めて
それを素直に受け取ることが
できるようになります。
逆に偏りが強いと
そういったことに腹を立て、
折角の気づきが
相手への苛立ちで終わってしまうのです。
勿論、腹を立てること自体は
とても大切なことであり、
中にはその力を使うべきときもあります。
しかし、自分への気づきのメッセージが
その苛立ちや愚痴の一つとなってしまうと
人生はギスギスした生きづらいものに
なってしまいます。
周りが敵にしか
見えなくなっていきますからね。
そんな気づきに
素直になっていくための第一歩として
まずは自分に素直になってください。
自分の中ででてくる感情や言葉、
それを外に表現する必要はないので
ただ出てくるものを自分の中で
受け止めてあげてください。
それらが在ることを
ありのまま認め、受け入れてあげてください。
自分に素直になれば
周りの方や気づきのメッセージにも
素直になっていきますよ。
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