おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

今回はテストの点数の話です。

特にお子さんがいらっしゃる方に

届いてほしいなと思います。

 

 

昨今は当たり前のように

自分の結果の価値が他人の結果によって

 

大きく変わるように感じられます。

 

 

わかりやすいのがテストの点数です。

 

 

例えばテストで100点をとったとします。

 

 

その100点のテストも

平均点が50点だったか

90点だったか、また100点だったかで

 

その価値というのは

変わってしまいませんか?

 

 

勿論変わらない、同じ100点だという

胸を張って言えるのなら

 

今日お伝えしたいことは

もう理解されていると思います。

 

 

でもそれが平均点が50点ならとても凄いことだし

90点ならそこまで珍しくないことだし、

100点なら逆に間違えたらダメじゃんみたいに

 

変わってしまいませんか?

 

 

私自身の小学校時代が

まさにこれでした。

 

 

学校のテストは

そこまで内容が難しくないこともあり

平均点はそれなりに高かったので

 

自分の中では簡単だから解けて当たり前、

満点とって当たり前、

 

満点以外なら絶望みたいな状態でした。

 

 

塾では逆に内容が難しいこともあり

点数が悪いと周りの点数を確認して

安心するということを繰り返していました。

 

 

その当時は点数至上主義の中にいたこともあり

その中で身を守るためには

 

これしか方法がなかったのですが

何というか心が落ち着くことはありませんでした。

 

 

これの厄介な所って無意識に

周りの点数が低いことを願ってしまうんですよね。

 

 

周りの点数が低ければ低いほど

自分が高いときは自分の価値が上がった気がするし

 

自分が同じように低ければ

「しょうがない、みんな悪かったんだから」と

安堵できてしまうわけです。

 

 

私はテストの点数でどうこう言うのは

自分が経験してきたこともあって

 

そもそもあまりお勧めしないのですが

 

もしあえて何か言うとしたら

その子の結果だけを見て

 

言葉をかけてほしいなと思います。

 

 

難しいなりに頑張ったのか、

全然できなかったのか、

意外とスイスイ解けたのか、

 

その結果を受けて

次どうしていきたいかを

聞いてあげてほしいと思います。

 

 

人の結果で伝える言葉を変えると

子供は周りを判断基準にするようになります。

 

 

点数が低いときは

周りが低いことを言い訳に

使うようになったり

 

点数が高いときは誰より上なのかなと

自分のテストではなく

点数しか見なくなったりと

 

テストの本質からズレた考え方を

もつようになります。

 

 

純粋に頑張って勉強して

理解ができていて嬉しいという状態から

かけ離れてしまうわけです。

 

 

私自身そういった生き方をして

最終的に勉強は見かけだけのものしか

しなくなっていきましたし、

 

社会に出てからも

自分で判断ということが

本当に何もできなくなっていきました。

 

 

自分の人生というのが

どこにもありませんでしたね…。

 

 

 

特にこれからの時代は

自分の中で判断することが重要になってきます。

 

 

周りを見て一喜一憂することを繰り返していると

心はどんどん疲れていくでしょう。

 

 

自分の結果を自分で判断し

次どうしたいかを考える、

 

この力を育てていってほしいです。

 

 

勿論これはお子さんだけではありません。

 

 

自分も含めて誰しも一人一人が

内なる自分を育てていく、

 

それが大切なことだと私は思います。

 

 

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