おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

自分を大切にするということは

誰かを蔑ろにすることではありません。

 

 

この点を勘違いしてしまうと

目の前の現実は本当に望んだものとは

異なったものになるでしょう。

 

 

自分を大切にするためと言って

 

誰かを攻撃したり

意図的に迷惑をかけていいわけではありません。

 

 

それは自分を大切にすることではなく

相手を傷つけることに目的が変わっています。

 

 

やっていることは言ってしまうと復讐です。

 

 

復讐をすれば

復讐する、される現実を目の前に作ります。

 

 

それってとても悲しいことです。

 

 

本当に自分を大切にしていると

相手のことも大切にしたくなります。

 

 

ただ、だからといって

何でも相手優先というわけではありません。

 

 

自分の言いたいことは

ちゃんと相手に伝えますし、

 

自分の欲しいものは

欲しいものとしてしっかりと

 

手に入れます。

 

 

しかし、そこから

 

何でも独占したいという気持ちや

全部自分の思い通りにしたいという気持ちが

 

だんだん減ってくるのです、

 

 

すると、

自然と欲しいものの量が減ったり

 

自分のものを

誰かに分け合うようになります。

 

 

それが互いに連鎖し

結果的に誰もかけることなく

 

満たされる感覚にあふれていきます。

 

 

まずは自分の中に復讐心があることを

認めるところから始めましょう。

 

 

復讐というと

言葉が大きく聞こえてしまいますが

 

持っているお金の量で優越感を感じたり

誰かが失敗したり責められているのを見て

クスっと嗤ったり

 

こういったものも復讐心です。

 

 

誰かを傷つけたり傷つけられることで

喜ぶ感覚というのは、

 

基本何かに対する復讐心が入っています。

 

 

いじめだったり、

親からの心ない言葉だったり、

誰かが傷つけようとかの意図がないけれど

トラウマの出来事だったり、

 

それらを抱えたままにしておくと

どこかでそのエネルギーを発散しようとします。

 

 

それが先ほど挙げた言動です。

勿論まだまだあります、挙げればきりがありません。

 

 

そうやって発散しようとしてしまうのが

復讐というものなのです。

 

 

正直、復讐心というのは

いたるところにあると思っていただいて

大丈夫です。

 

復讐心がゼロという人はなかなかいません。

 

 

私も昔よりは減ってきているのですが

ゼロにはなりません。

 

 

思わぬところからひょこっと顔を出し

自分に教えてくれます。

 

 

そのたびに「ああ、いつものね」と

すぐに納得することもあれば

 

「マジかあ…まだまだだなあ」と

落ち込んだりすることもあります。

 

 

そんなものです。

 

 

ただ、大切なのは

いつもお伝えしていることになりますが

 

それをゼロにしようとするのではなく

在ることをただ、ありのまま認めることです。

 

 

ゼロにしようとすればするほど

どんな感情や感覚も大きくなります。

 

 

復讐心も復讐心自体が

悪いわけではありません。

 

ただ、そういったエネルギーなのです。

 

 

それを認めてしっかりとその復讐心を

自分の中で感じ切ることで

 

そのエネルギーは消化されます。

 

 

すると誰かを意図的に攻撃したり

迷惑をかけようとすることも減っていきます。

 

 

誰かを蔑ろにして

喜んだり嗤ったりすることから

 

距離を置くようになります。

 

 

本当に自分を大切にするとは何か

それを体感覚で理解するようになります。

 

 

 

改めて今日は自分を大切にすることの

本当の意味についてお話ししました。

 

 

私たちは生きて様々な経験をしている以上

少なからず復讐心はあります。

 

 

それをどれだけ認められるか

そのゲームなんだくらいに思っておいた方が

 

ちょうどいいです。

 

 

でも、認めた分

自分の器は大きくなり

 

人生が豊かになっているような感覚はあります。

 

 

皆様も是非、自分の復讐心に気付いて

そのエネルギーを感じてみてください。

 

 

気づいて感じた分だけ

目の前の現実に振り回されることなく

 

より豊かに人生をかじ取りして

進んでいけるようになりますよ。

 

 

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