おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

心地よく本当の自分を生きると決断すると

自分の中の闇に気づかせるようなことが

よく起こります。

 

 

誰かを馬鹿にしたり

けなしたり、嗤ったり

 

また、それを自分の頭の中だけで

やっていたとしても

 

それと似たような出来事が

自分に降りかかって

 

その自分がいることを

教えてくれます。

 

 

例えば、上司からAさんの

愚痴を聞かされたとします。

 

 

それを聞いて

Aさんって駄目な奴だなとか

能力ないなとか思ったりすると

 

自分がその愚痴のまんまの

失敗をしてしまって

 

上司から叱責を受けるみたいなことが

起こるということです。

 

 

このように聞くと

愚痴を言った上司に問題があるのではと

 

思いたくなりますが、

それでは何も現実は変わりません。

 

 

まず、愚痴を聞いたのは

他の誰でもない自分です。

 

そして、その愚痴に対して

何かしら反応したのも自分です。

 

 

そもそも愚痴を聞いたとしても

「上司にはそのように見えているんだなあ」と

思うだけの人もいます。

 

 

その上司の言動を受けて

Aさんをそういう人と判断したのは

 

聞いた自分なのです。

 

 

さて、ここで勘違いしてしまうかもしれませんが

そんな反応を抱いたから

自分が悪いということではありません。

 

 

私たちはニュートラルな事象に

良し悪しをつけることが得意です。

 

すぐに誰が良いだの悪いだの言って

攻撃をしてしまいます。

 

 

それではこの心地よく本当の自分を生きることも

自分や他人を責める道具に

変わってしまいますからね。

 

 

この上司の愚痴に反応したことが

悪いことではありません。

 

 

反応は生きていれば必ず起こります。

 

このAさんのことで反応しなくても

別のBさんのことなら、また家族のCさんのことなら

 

どこかで反応は必ず訪れます。

 

 

大切なのは反応しないことではなく

後述していますが、その反応したことに

 

どれだけ気づけるかです。

 

 

相手が悪いと思うことも

ダメな人だと思うことも悪いわけではなく

 

(ただ、これをあまり誰かに言ったり

発信しないことはお勧めします。

やると、余計降りかかる出来事が大きくなるので)

 

そこから自分にもそういう所があるよなあと

気づき、その自分をどれだけ認め、受け入れられるかなのです。

 

 

だから先述した

周りに反応をしないような自分になるというような

 

品行方正で完璧な存在になろうとはしないでくださいね。

 

 

むしろ、そのように生きようとすると

さらに同じような出来事を引き寄せるでしょう。

 

 

 

さて、ここから

私の軸となっている考え方を

 

少し長いですがお伝えします。

 

 

私は人生とはどれだけ

自分の中に全てが在ることに気づけるか、

 

そして、それらを排除せずに

ありのまま認め、受け入れられるかのゲームだと

考えています。

 

 

そして、心地よく本当の自分を生きる

決断をし、行動していくと

 

特にこういった自分への気づきの出来事には

数多く出くわすようになります。

 

 

自分を優しい人間だと思っていれば

自分の残酷な一面、

 

自分を品行方正だと思っていれば

自分のずる賢い一面、

 

自分を誰かのサポートができる人間だと思っていれば

自分の誰かに迷惑をかける一面、

 

そんな自分の見たくなかった面を

見る機会に恵まれます。

 

 

ただ、そのたびに気づき

認め、受け入れるを繰り返すしか

 

本当の意味で解決はしません。

 

 

この心地よく本当の自分を生きるとは

綺麗な素晴らしい人間になることではないのです。

 

 

それは自分の心の闇を否定して

良い人として振舞っているにすぎません。

 

 

その生き方は一見周りから称賛されて

楽な道に見えますが

 

本当の意味では苦しみしかありません。

 

 

心地よく本当の自分を生きる人生は

 

全てが在ることに気付いて

その全てを余すことなく愛する人生なのです。

 

 

だから心地よく本当の自分を生きると

綺麗なままではいられません。

 

 

自分の中の醜い一面が見えたり

誰かや何かに嫌な感情も抱きます。

 

 

良いことずくしの

ルンルンだけではありません。

 

 

ただ、どんな出来事にも

そこに在る自分に気付くことができるから

 

結果的に目の前に振り回されず

本当の意味で楽な結果が引き寄せられていきます。

 

 

辛いこと、苦しいこともゼロにはなりませんが

どの経験も経験してよかったと

思う機会が増えていきます。

 

 

そういう意味では素晴らしい人生なのですが、

一般的なこれが良くてこれが悪い

 

そして、その良い所だけを詰め込んだ人生では

決してありません。

 

そのことは覚えておいてください。

 

 

でも、あんまり嫌な面ばかりが

浮き彫りになることに重きは置かないでくださいね。

 

自分の本当の意味で

優しい面や嬉しい面もでてきます。

 

そのどちらもが

バランスよくあることが大切ですから。

 

 

改めて今日は

心地よく本当の自分を生きることがどういうことか

ということについてお伝えしました。

 

 

もしかすると、今日の話で

思っていたのと違うと思われた方も

いらっしゃるかもしれません。

 

 

でも、その中で少しでも

自分のお伝えしたいことが

 

伝わっていたら幸いです。

 

 

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