おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

自分の変化を感じられると

とても心地よいものです。

 

 

ただ、私はこの変化を喜ぶ際に

いつも注意喚起をしています。

 

 

それは変化する前の自分を

ぞんざいに扱ったりないがしろにしないことです。

 

 

変化を喜ぶ際に人は

変化をする前の自分を劣った存在として

 

表現してしまいがちです。

 

 

これは私たちは無意識のうちに

変化した後の自分のほうが素晴らしい存在だと

 

どこかで思っているからです。

 

 

確かに変化することで

 

人生が心地よくなったり、

生きやすくなったりします。

 

自分の変化に歓びを感じることも

あるでしょう。

 

 

ただ、だからと言って

変化する前の自分を

 

ないがしろにしていい

理由にはなりません。

 

 

変化する前の自分も含めて自分です。

 

 

例えば、今まで怒りっぽかったのが

自分が変化していくことで

 

あまり怒らなくなってきたとなった方が

いたとしましょう。

 

 

でも、ふとした時につい

イラっとしてしまったとします。

 

 

その時に

「え、なんで、今イラっとした?」

 

「もしかして自分って何も変わってない?」

 

もっと言うと

「嫌だ、変化する前の自分に戻りたくない」

 

「あんな惨めな自分はもう嫌だ」

 

変化する前の自分を否定していると

こういう風な思いが湧いてしまうことがよくあります。

 


確かに変化をしていくことは

人生が豊かにします。

 

 

その喜びを感じることも

とても有意義な感覚です。

 

 

でも、そこに依存しないでください。

 

変化に依存しないでください。

 

変化は人生を豊かにしてくれる

過程に過ぎません。

 

 

そこに依存すれば

今この瞬間の自分さえも

 

次の変化した後の自分にとっては

劣った存在のように見えてしまいます。

 

 

変化を感じることは確かに大切なことですが

そこに至るまでの自分も含めて

 

欠けてはならない

大切な存在だということを

 

どうか忘れないでくださいね。

 

 

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