おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
自分の現実は自分自身が創っています。
その現実がもし、心地よくないのなら
それは他の誰のせいでもありません。
自分がその現実を創っています。
このような話をする際に勘違いされやすいのですが
それは自分のせいということでもないです。
そもそも何かのせいという言葉を
自分の人生を生きることに持ってくること自体が違います。
私たちは何か問題があると
誰かのせいにして落ち着こうとする傾向があります。
誰かのせいにすれば
そこに全責任を押し付けて責めることで
その物事を一旦、
自分の中で終わりにできるからです。
それが他人の時もあれば
自分の時もあります。
他人でも自分でも
とりあえず終わればいいと考えてしまいます。
どっちつかずのモヤモヤというのが嫌なんですよね。
しかし、実際は何も終わっていないどころか
自分の中ではずっと残っています。
残っているから
また似たような問題がやってきて
そして、誰かのせいにする
これが繰り返されてしまうのです。
誰かのせいにしている限り
どんな問題も根本的な解決にはなりません。
誰かのせいにしないでください。
誰かのせいにしても
何も良い方向には進みません。
もっと厳しいことを言うと
誰かのせいということに逃げないでください。
その誰かとは他人はもちろん、自分もです。
誰のせいにもせず、
目の前の現実に対して
ただ、淡々とこの現実は自分が創ったんだという事実を
認めていく生き方を私はお勧めします。
誰かのせいにするというのは
そこで思考、さらには物事全ての本質的な所が
止まってしまいます。
好転することはありません。
好転させていくためには
自分がこの現実を創ったことをまず認め、受け入れ
そして変えていくことに意識を向ける必要があるのです。
それを認めない限り
いつまでも目の前の現実が変わることはありません。
なぜなら認めなければ
そもそもその現実が自分のあずかり知らぬ所から
もたらされたものという感覚が消えることはありません。
その感覚がある限り、
目の前の現実は変わりませんから。
自分の意識が自分の現実を創っています。
また誰かのせいではなく、
自分が創ったからこの現実を変えていこうという意識状態は
目の前の現実が客観的に見えている状態でもあります。
目の前の出来事に左右されず
ただ、俯瞰できている状態、
この客観的な状態に日常の中で
どれだけいれるかが自分の現実を変えていくための鍵です。
まずは、日々の中で
誰かのせいにしている、したくなっている自分に
気づくところから始めてみましょう。
この「気づいている」状態というのも
客観的な状態ですから。
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