おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

完璧主義には終わりがありません。

 

 

仮にある瞬間

その人の中で完璧であったとしてもまたすぐに

 

完璧でない自分や他人の部分を見つけて

責めようとしてしまいます。

 

 

完璧なところではなく

完璧でないところを見つけようと

 

いつもアンテナを張っています。

 

 

これは完璧主義の本質は

完璧な姿になることではなく、

 

完璧でない自分や他人を

責めるところにあるからです。

 

 

完璧な状態であったとしても

「今、完璧だ」と喜ぶことは中々ありませんね

(喜ぶこと自体おかしな話というのは

一旦横に置いておきます)。

 

 

むしろ「これが当たり前。それによく考えると

あの時もっとこうしていればもっと完璧だったのに」と

 

わざわざ完璧でない状態に

持っていこうとしてしまうことのほうが

多いのではないでしょうか。

 

 

 

そういう私も正直まだ完璧主義な所があり、

今も向き合い中の身でありますが、

 

そんな私がこれまでのその経験の中で

完璧主義について気づいたことを

 

今日はシェアします。

 

 

まずこの完璧な理想の姿というのは

自分の物差しでしかありません。

 

 

相当自己満な基準なんです。

 

 

自分が完璧と思えば完璧だし

誰かが完璧だと言っても

 

自分が違うと思えば違うんです。

 

 

そんなとても不安定で

あいまいな基準であることに

 

まずは気づいてください。

 

 

そして、そんなあいまいな基準の

完璧な存在をなぜ目指すのか

 

そこをしっかりと考えてみてください。

 

 

人それぞれ違うと思いますが

 

 

「完璧な自分を見せて愛されたい」

 

「惨めな思いをしたくない」

 

 

根っこはこういったところに

落ち着くのかなと思います。

 

 

そのために完璧な姿を常に目指し

そうでない自他を見つけては

 

責めたり嘲笑したりしてしまうのです。

 

 

こういった自分を見つけても

どうかご自身を責めないでくださいね。

 

 

人って意外とそういうもの持っていますし、

それを責めてまた「完璧な自分」になろうとしたら

 

それこそ同じことを繰り返してしまいますから。

 

 

 

改めて今日は完璧主義について

お話させていただきました。

 

 

特に完璧主義の根っこにある思いに気付く

これは完璧主義から抜けていくためには

必須なことだと私は思います。

 

 

それに気づかない限り

完璧主義が仮に解決したとしても

 

同じ思いを別の考え方や行動で

表現しようとしてしまいますから。

 

 

本当の意味での根本解決をして

心地よく楽な人生を進んでいってくださいね。

 

 

最後に完璧主義から

離れていくために大切なことをお伝えします。

 

 

完璧主義も完璧になくそうとしなくていいし、

完璧主義を嫌わないことです。

 

 

それすらも完璧というものに振り回されています。

 

 

また完璧主義も自分の一部であり

大切な存在です。

 

 

そのことをしっかりと理解し

感謝して離れていかれると

 

少しずつ心が和らいでいき

結果的に完璧主義から少しずつ抜けていきます。

 

 

まずは「完璧に対する考えが前より少し楽になった」と

思えたら十分ですよ。

 

その少しのやわらぎが

人生を心地よく楽にしていきますから。

 

 

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