おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

 

以前、この記事で猫を迎えたことを

お伝えしましたが、

 

 

 

すくすくと大きくなっています(^^♪

 

 

今日はこの子を通して

学んだことをお伝えします。

 

 

このソラちゃんは結構ないたずら好きです。

 

 

本棚から本を落としたり、

 

噛んでほしくないものを噛もうとしたり

 

この子が我が家に慣れてきたことは

うれしいのですが、

 

私も最近はついつい怒ることが

増えてきました。

 

 

対策しても対策しても

別の方法でいたずらしてきて

 

逆に感心してしまうこともあるくらいです。

 

 

全く同じではないかもしれませんが、

 

子育てって本当に

大変なんだなと実感しています。

 

 

今まで私はどうしても

子供の立場として

 

ブログだったり、カウンセリングだったり、

セミナーだったり、執筆だったりを

 

してきました。

 

 

どこか、自分が被害者なんだ

親から色々されたんだという感覚を

持ってやっていたなあと痛感しています。

 

 

勿論、実際にやられたことは事実です。

 

両親からモラハラを受けていたのは

事実なのですが、

 

いつまでもその意識のままいるのは

違うよなあと本当に実感しました。

 

 

頭ではわかっていたつもりでしたが

この被害者意識のまま生きるというのは

 

心地よい本当の自分の人生を生きる上では

手放す必要があります。

 

 

それをこの子を通して学ばせてもらいました。

 

 

やはり被害者のままだと

被害者の目線でしか物事を見れません。

 

 

自分が同じ立場になってみないと

分からないことは沢山あります。

 

 

私がこの子を迎える時

できるだけこの子の好きに過ごせるように

していきたいと考えていました。

 

 

でも、やはり生活するうえでは

その好きに過ごせる時間を作ることはできても

 

ずっとそのままというのは難しいです。

 

 

どうしても社会のルールだったり

私の生活もありますから

 

何でも自由にやっていいよとも

言えません。

 

その中では時に叱らないといけないこともあります。

 

そんな時、自分の過去が思い返されます。

 

 

怒られた瞬間、自分のすべてが否定され

もう死んだほうがいいまで考えてしまう

 

だからそんな思いを誰にもしてほしくないから

自分は怒らない、キレないそんな選択をして生きてきました。

 

 

その結果、なめられて虐められて

 

最後は先生に守ってもらうか、

どうしようもなく爆発するかなど

 

あと残りがある結果を生んでいましたね。

 

 

まあ、この子は結構タフで

怒られたときは顔をショボーンとさせるのですが

 

5秒後にすぐまた本を落としに行きます。

 

 

何というか

このタフさは私も見習いたいところです。

 

 

 

勿論ですが、

これは実際に被害にあったことを

否定するものではありません。

 

 

やられて苦しかったこと

されて悲しかったこと、怖かったこと

 

それらは決して否定されるものではありません。

 

 

それに対して被害者の立場として

言うべきことや

やるべきことがあるのも確かです。

 

 

ただ、その意識のまま

常に誰かが悪くて自分が何かされる感覚のままで

生きることは

 

その苦しみを繰り返します。

 

 

確かに被害者のまま生きれば

常に誰かに守ってもらえるかもしれません。

 

 

ですがそのような生き方は

自分が意図的でなかったとしても

 

加害者の立場になった時

大きく生き苦しくなります。

 

 

今まで守ってくれていた人が

急に冷たくなったり攻撃的になることも

 

珍しくありません。

 

 

過去や現在の中で被害者であったことを

認めたり、向き合ったりすることは大切ですが

 

被害者意識のままでいる限りは

幸せになることはありません。

 

 

仮に幸せがあったとしても

 

それは守ってくれる誰かの決めた

狭い枠組みの中のものでしかありません。

 

 

 

すごく当たり前のことなのですが

そもそもずっと被害者のまま生きるというのは不可能なことです。

 

 

どこかでは加害者の立場になったり

仮に被害者であったとしても

 

別の誰かにとっては加害者になっていることも

ありますからね。

 

 

被害者意識でいるのは

一時的には効果があっても

 

長い目で見ると

どこかで自分の首を絞めます。

 

 

そのことを忘れないでください。

 

 

 

※ここからは被害者意識を   

手放すための方法を紹介しています。

 

 

 

こうした被害者意識を手放していくために

大切なことは

 

被害者加害者という立場を

いったん置いておいて

 

自分が何が苦しかったのか

怖かったのか、悲しかったのか、嫌だったのか

 

それを丁寧に見ていくことです。

 

 

自分の中の傷つけられた感覚が

ずっと付きまとうことで

 

この被害者という意識が

潜在意識の中にそのまま残ります。

 

 

勿論ですがこれを

一回で全部やろうとする必要はありません。

 

 

少しずつ丁寧に自分の感情を見て

出てきた感情をしっかりと感じていくんだという

 

意識を持つだけでも最初は大丈夫です。

 

 

それだけでも、

もう被害者という意識ではありませんから。

 

 

ただ、この被害者としての出来事が

現在進行形の場合は

 

被害者の立場としての

然るべき対応が終わった後です。

 

それをしないと心残りは消えませんから。

 

 

終わった後に

改めて事実を見て、そこで揺れ動いた感覚と感情を

しっかりと感じる

 

これを意識してみてください。

 

 

すると、自分の中が

ニュートラルな意識に戻っていきます。

 

 

やられた事実とその時の感情、感覚を

この先の現実と結びつけないようになっていきます。

 

 

それが被害者意識を手放すということです。

 

 

被害者意識のままでいれば

たとえ自分がその先で不幸になっても

 

加害者を叩くことで

その不幸を正当化できます。

 

 

ですが、それは誰も幸せにならない生き方です。

 

 

なぜならその不幸の人生を背負い、感じ、生きるのは

ほかの誰かのせいにはしておけても

 

あなたしかその人生の体験を

引き受けることはできないからです。

 

 

心地よく自分の人生を生きたい方は

被害者の立場を終えたら

 

その意識は手放してください。

 

 

その意識で居続ける限り

心地よく過ごすことはできませんよ。

 

 

 

 

このことををソラを叱るという体験を通して

本当に学びました。

 

 

自分が同じように叱られたら

絶対色々と思うんだろうなあと思いつつ

 

昔怒られた体験を振り返りながら

奥底にしまい込んだ感情をしっかりと今は感じています。

 

 

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