おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

成長や変化を感じられた時というのは

何とも心地よいものです。

 

 

できなかったことができるようになった、

 

うまくいく選択ができるようになった、

 

とんとん拍子で自分の望みが叶うようになった、

 

 

ただ、そういったことを喜ぶときに

一つ覚えておいてほしいことがあります。

 

 

それはそれができていなかった

うまくいっていなかった過去の自分を

否定しないことです。

 

 

そういった成長や変化というのは

嬉しさのあまりついつい

 

できなかった自分、

うまくいかなかった自分、

 

そういった過去の自分を

否定してしまうことがあります。

 

 

否定とまではいかなくても

下に見てしまうことは意外と多いものです。

 

 

「もっと早くやればよかった」

 

「こんな簡単なことが今まで出来なかったのか」

 

「悩んでた時間無駄だったわー」など。

 

 

特に成長や変化を人に話す際には

 

ついつい過去の自分と比較して

成長や変化した自分を大きく見せてしまうものです。

 

 

まあ、そういった話のほうが

受けがいいのは事実ですからね。

 

 

 

しかし人はその時、その時で

ベストを尽くしてその瞬間を生きています。

 

 

失敗も、もがくことも、

後から見れば無駄に見える時間でも、

 

それらはその時の自分にとって

とても大切で必要なものだったのです。

 

 

確かに成長や変化していくことは

喜ばしいことですが、

 

それを使って今までされてきた体験を

否定されるのはとても悲しいことです。

 

 

かと言って過敏に

成長や変化の話をする度に

 

「いやいや、これは過去の体験が

あったからなんだ」となる必要はありませんし、

 

人がそういった話をしているときに

「あ、今過去の自分を否定している」などと

 

見張る必要は全くありません。

 

それはまた別の問題です。

 

 

どうしても成長や変化というのは

過去を振り返らなければわからないものです。

 

それが悪いこととは思いません。

 

 

成長や変化を楽しむことは

人生を豊かにしていきます。

 

 

ただ、成長や変化をする前の自分も

 

その瞬間のベストを尽くして

その時を生きていたこと、

 

そのことを頭の片隅に

置いておいてください。

 

 

過去の自分を否定せず

大切な一つの体験と受け入れたとき

 

それによって起きた成長や変化も

さらに喜び満ち満ちたものになっていきますよ。

 

 

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