おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

私たちが幸せになろうとするとき

それを絶対に許さないものの声を

聞いたことはありませんか?

 

 

その言葉通り幸せになろうとすると

「そんな価値は自分にない」というような声が聞こえてきたり

 

幸せになること、楽に生きることを

絶対に許さない感覚が芽生えたり

 

あえて幸せを目の前にして

それを壊すようなことをしてみたり。

 

 

それで苦しむ自分を嗤う存在

それが自我です。

 

 

自我の声のすごい所は

どんな手を使ってでも

 

絶対に徹底的に自分を

どん底に落とそうとします。

 

 

楽に生きる、心地よく生きる

そんな状態とは真逆に追い込もうとします。

 

 

それがさぞ素晴らしいこと、

名誉あること、生きる意味などと

正当性を持たせて

 

最終的には世界の不幸の原因は

お前が生きているからだ

 

お前の不幸せになること、苦しむことが

世界の幸せなんだ

 

そんなところまで言ってくることもあります。

 

 

勿論、これが他人に向かう場合もあります。

 

他人の不幸せを願ったり

その人が実際に不幸になると喜んだり。

 

 

まるで自分や他人の不幸せが

自我にとっての幸せと言わんばかりに

 

自分や他人を心の中で徹底的に攻撃します。

 

 

そして、この自我の特徴は

これと戦っても絶対に勝つことはできません。

 

 

一時的に自我の声を封印したり

無かったことにしたり、徹底的に戦って勝てたと思っても

 

また自分が辛いことや苦しいことに出会った時に

 

「それがお前はふさわしいのだ」と

満面の笑みを浮かべてあざ笑いにやってくるのです。

 

 

このような感覚を多かれ少なかれ

皆様も体験したことはあると思います。

 

 

私自身、このような感覚を強く持っていました。

 

幸せを目の前にしても

それをあえて壊そうとしてみたり

 

その幸せを試すような行動をしようとしたり

 

自我が暴走している限り

幸せを心から感じ、歓び、体験することは難しいと感じています。

 

 

幸せを心から感じていくためには

この自我の存在を認め、受け入れることが必要不可欠です。

 

 

この自我はそのままにしていると

何かしら自分が苦しい、辛い出来事を目の前にした時

 

それで苦しむ自分を嗤いに

必ずやってきます。

 

 

だからといって

自我と戦っても自我の思うつぼです。

 

 

ただ、ここまで言ってびっくりされるかもしれませんが

自我というのものは悪いものでは決してありません。

 

 

そこは間違えないでください。

 

 

自我は勝手にできたものではなく

この社会で私たちが生きていくためには必要な存在として

生まれました。

 

 

ただ、楽しく生きたり

幸せに生きる本来の歓びだけだと

 

どうしても今までの社会では

排除されてしまっていましたから。

 

この社会で順応するために

苦しむことに対する正当性が必要だったわけです。

 

そのためにこの自我は生まれました。

 

 

しかし、これからは

この自我も変化していく必要があります。

 

 

自分や他人の幸せを心から歓ぶ存在にです。

 

 

そのためには自我の存在を

心から認め、受け入れ、感謝してください。

 

 

自我が悪いと言って

徹底的に戦ったり、自我を排除しても本質は何も変わりません。

 

 

自我が存在することで得られたことへの

メリットや学びに気づいて

認め受け入れて、感謝していくことで

 

自我も今の自分を心から祝福する存在に

変化していきますよ。

 

 

 

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