おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

皆様は嘘をついたことがありますか?
 

 

この社会では嘘をつくということはいけないこと

というのが一般認識ですが、

 

この地球で生きている以上

誰しも一度は嘘をついたことがあると思います。

 

 

その中には地球上のルールとして

ついてはいけない嘘もあったり

 

また、この社会に順応するために

仕方ないとされる嘘もあると思います。

 

 

誰かについた嘘と言うのは

バレることもありますが、

実際バレない嘘ありますね。

 

 

例えば小さい頃、母親が大事にしていた花瓶を割ったの

本当は自分だけど、その時はとりあえず誤魔化して

それから何年も経ったけど未だに言い出せてない

 

と言ったような嘘を抱えている人は

少なくないと思います。

 

 

ただ、この世の中で

唯一どんなことがあってもバレる嘘があります。

 

 

それは自分についた嘘です。

 

 

自分についた嘘は絶対にバレます。

 

 

バレると言っても誰かから

何か言われるということではありません。

 

 

むしろ、仕方ないよねと言われてしまったり

時にはその嘘からの言動が

推奨されてしまうこともあります。

 

 

ですが、どれだけ誤魔化せても

一時的には気持ち良くても

 

目の前の現実には着実に影響します。

 

 

自分に嘘をついた言動をすればするほど

生きづらい現実を体感します。

 

 

どれだけ楽しく素晴らしい体験であっても

心がズキズキとしていれば

 

気持ちの良い感覚はしません。

 

 

体調が悪い時に

美味しいものを食べても

 

あまり美味しくない

むしろ食べたくないとなっているようなイメージです。

 

 

そして、そのようなことにすら

気づかなくなっていることも珍しくありません。

 

 

最初の内は心がズキっと痛むことも

いつの間にか当たり前のことのように過ぎていき

 

さらには、その嘘を

今度は別の方に推奨してしまうこともあります。

 

 

それが「当たり前の風習」となって

そして生きづらさも当たり前として

共有されてしまっているのが今の社会です。

 

 

ただ正直、この社会で生きている以上

仕方ない嘘も私はあると思います。

 

 

それを否定しようとは思いません。

そんな嘘を暴くことが良いとも思いません。

 

 

ですが、たとえしょうがない嘘であっても

そのことを自分には誤魔化さないでください。

 

 

自分に嘘をついて、誤魔化して

本当の感覚や言動を飲み込んで

無かったことにはしないでください。

 

 

実際に他人に嘘をつくにしても

嘘をつく前の本当の感覚や言動が在ったことを

認めて受け入れてあげて下さい。

 

 

自分に嘘をつくことが当たり前になると

自分の心から出る「助けて」というサインを見逃してしまったり

 

うまく行っていても嘘からの罪悪感で

折角のうまく行く現実を壊してしまうこともあります。

 

 

自分に嘘をつくということは

うまく行くことを本当の意味では許していません。

 

 

本当の意味でうまく行くとは

ありのままの自分で互いを尊重した態度で

心地よく生きることですから。

 

 

 

とは言ってもいきなり

自分に嘘をつかないようにというのは

難しいと思いますし、

 

そもそも自分に嘘をついていることに

気づいていないパターンもあると思いますので

 

まずは自分の感覚に寄り添ってみて下さい。

 

 

嘘をついた時と言うのは

心のどこかが嫌な感覚がするものです。

 

その感覚に正直になってみて下さい。

 

 

その後、仮に嘘をついたとしても

ただ嘘をついていた頃より

少し気持ちが楽になっているかもしれません。

 

 

最初はそれを繰り返してみて下さい。

 

 

大切なのは自分の嘘にまず気づく、

そして、それを誤魔化さずに感じることです。

 

 

それを繰り返していくと次第に

自分に心から嘘をつきたくなくなっていきます。

 

自分の心からの言動で生きたくなります。

 

だからと言って他人を意図的に傷つけるのではなく

互いにとって落ち着く塩梅を探そうとします。

 

 

それが自分にも他人にも嘘をつかなくても

互いに本来の感覚が尊重された

心地よい社会への第一歩です。

 

 

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