おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

自分を責めること、他人を責めること

これはとても簡単なことです。

 

 

自分の思いのまま

攻撃すればいいだけですからね。

 

 

私は人生の大半

この責めるというのをやり続けてきました。

 

 

私は直接誰かを責めるというのは

ほとんどしてきませんでしたが

 

自分を責めること、

心の中で誰かを責めること、

 

これは本当に長い時間

やり続けてきました。

 

 

何か嫌なことがあるたびに

基本的には自分を責め、

 

時には自分で自分を殴り、

頭を壁に打ち続け、腕を嚙んで

 

何が何でも自分いう存在を

徹底的に攻撃し続けてきました。

 

 

他人を責めることも

表面上は誰に対しても優しく接していましたが

 

いつも心の中では

何か問題が起きるたびに

 

「誰が悪い?誰が悪い?」と

心の中の野次馬が暴れていたなあと

思います。

 

 

そして、その問題を起こした相手を

徹底的に心の中で攻撃していました。

 

 

自分を責めることも

他人を責めることも本質的には同じことです。

 

 

「私は自分だけ責めている」という方も

その心を深掘っていくと

 

実は誰のことも責めていたんだ

と気づくことも珍しくありません。

 

 

責めるということ自体

本質は同じです、

 

 

だから、自分責め、

他人責めどちらにおいても

 

その回数を減らしていくためには

自身の中に在る「責める」ということの

メリットを考える必要があります。

 

 

「どうして、責めてしまうんだろう」という

ただの疑問について

しっかりと考えてみる必要があります。

 

 

少し難しくしているように見えるかもしれませんが

自分責め、他人責めというのは

 

その時間が長くなればなるほど

その意味について考えることなく

 

責めることが正義だと言わんばかりに

結局いつものパターンを繰り返してしまうのです。

 

 

最初の内は

「そんなこと考えても意味ない」とか

 

「そうやって逃げようとするな

そんなんだからダメなんだ」とか

 

そんな自分を責める声が

聴こえてくるかもしれません。

 

 

これをすると最初のうちは特に

自分を責めるという断罪から

逃げているという感覚がでてくることがあります。

 

 

ですが、実際は

そうやって責めること自体が

 

いつものパターンであり、逃げです。

 

 

このブログでは逃げることというのは

今までも否定してきませんでしたが、

 

逃げることで同じループに何度も入り

苦しくなっているなら

 

その逆を提案することだってあります。

 

 

今回はその例です。

 

逃げるなと言う言葉を使って

いつものパターンに逃げているのですから。

 

 

自分責めは自分と向き合っている

責任と向き合っていると思われている方が

いらっしゃいますが、

 

それは全くの幻想です。

 

 

実際何かを責めるというのは

本質と向き合わず責任について考えることなく

 

見たくない、向き合いたくない感情から

目を背ける際に生まれた

 

行き場のないエネルギーを

誰かにぶつけることなのです。

 

それが自分なのか

他人なのか、その違いだけです。

 

 

また、自分責めも他人責めも

周りは誰も

見ていて気持ちの良いものではありません。

 

 

それをしている方を見て

周りは気分が高揚するどころか

実際は罪悪感の渦が広がるだけです。

 

 

だから責めるという行為自体は

自分責め、他人責め関係なく

 

行き場のないエネルギーを

自分だけで抱えたくないという身勝手な理由のもと

 

何かしらにぶつけて

気持ちを少しでも落ち着けようとしているのです。

 

 

少し厳しい言い方になってしまいましたね、

このように言うとさらに自分責めが加速してしまわれる方も

いますが、

 

根本的に自分責めや他人責めを

減らしていこうとするなら

 

ここはしっかり考えなければいけないこと

だと思います。

 

 

ですから、先ほどのような声が聞こえても

踏ん張りどころですが、しっかりと考えてみて下さい。

 

 

自分を責める、また他人を責める

本当のメリットを見つけることが

 

何かを責めるゲームから降りるスタートラインです。

 

 

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