おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

苦手なことをするのは嫌ですよね?

 

 

私も苦手なことはありますし、

やろうとすると、どこか構えてしまいます。

 

 

そんな時、誰かに任せたくなったことは

ありませんか?

 

 

昨今は得意なことは得意な人に

という考え方は珍しくなくなりました。

 

 

私もその考え方自体を

否定するつもりはありません。

 

 

ただ、そればかりが行き過ぎるのは

私はあまり心地よい状態ではないと思います。

 

 

得意なことを得意な人にが

互いを尊重しているなら、それで問題はありません。

 

 

しかし、それが

 

苦手なことを押し付ける、相手を軽視から

生まれた行動であったり


また、自分の苦手なことをしてもらったことで

相手を上に奉り、自分を卑下するような

へりくだりが生まれたりすると

 

尊重し合ってはいるとは言えない状態だと思います。

 

 

 

また、苦手なことが

本当に苦手なこととは限りません。

 

 

私の例ですが、私は運動がとても苦手でした。

 

 

特に球技は本当に苦手で

学生時代はクラスの大会等で足を引っ張るタイプでした。

 

 

その度に「自分って運動本当にダメだな」と

痛感していました。

 

 

ですが、運動が嫌いかと言われれば

全く嫌いではなかったんですよね。

 

 

高校時代は

体操には週1で通っていましたし、

 

体育の時間で球技があると

自分なりに練習したり

 

得意な友人から教えてもらうこともありました。

 

 

その時間のどれも充実した時間で

私はとても楽しかったですし

 

めちゃくちゃとは言いませんが

それなりに上達はしていきました。

 

 

でも、勝敗がついたり

点数や順位が決まることが始まると

 

その度に心がギュッとなって

動きが固まってしまうことが多かったです。

 

 

ここ、数年心の動きに着目するようになって

当時を振り返ってみて分かるのですが

 

本当に苦手だったのは運動ではなく、

足を引っ張った時に生まれる周りの空気や

 

その際の罪悪感だということに気づきました。

 

なんだかんだ体を動かすことは

好きなんだということにも気づきました。

 

 

それが結果を意識しないものであれば

本当に楽しかったんです。

 

 

ただ、ボールを追いかけて

ただ、身体を動かして

 

出来ないところは教えてもらって

そうして少しずつ上達する時間は

 

いつも楽しい時間でした。

 

 

 

私は得意なことだけをすればいいとは思いません。

 

 

苦手なことにも触れてみることは大切だと思います。

 

 

ただ、そこに結果を求める必要はないと

同時に思っています。

 

 

そうすると苦手だと思っていることが

どこかで結果を求めていたことに気づくかもしれません。

 

 

その結果とは

一般的にここまで出来たら得意というものから

苦手でも最低限ここまでは……というものもあります。

 

 

その全てを手放してみて下さい。

 

すると結果を求めるが故に

見えていなかったものが見えてきます。

 

 

 

私も苦手なことはそれなりにあります。

 

 

どれだけやっても慣れないこともあります。

 

 

ただ、そうして得意なことを得意な人に

お願いする際は

 

自分なりに、それに取り組んだ先で

お願いすることを私は意識しています。

 

 

自分なりに調べ、自分なりにやってみて

分からない時は教えてもらって

 

その先でこれ以上はとなった時に

初めてお願いするようにしています。

 

 

勿論これが全部自分で抱えこむとなると

また意味が変わってきますので

 

こればかりは塩梅です。

 

 

今まで抱え込んできた方は

人に任せる選択も全然ありだと思います。

 

 

ただ、今までとりあえずお願いしてきた方は特に

何でも任せるのではなく自分なりにやってみることを

意識されてみることをお勧めします。

 

 

ただ、その際結果を求める必要は

全くありません。

 

 

結果を求めると大抵結果通りにならず

さらに苦手意識を持つことが目に見えています。

 

 

結果を求めず

とりあえず、触れてみる、やってみると、

 

案外楽しかったり、実は苦手意識があっただけだ

ということに気づくかもしれません。

 

 

また、苦手は苦手でも

ここまではできるということや

 

ああ、これが苦手なことだったんだと

苦手な理由も分かってくるかもしれません。

 

 

そうすると苦手なことを任せるにしても

ただ、苦手で任せていたことが

 

苦手の意味を理解したうえでお願いしますから

自然と相手に対して敬意を持って

 

お願いをするようになります。

 

 

ただ、「はい、お願い」と言われるより、

 

「ここが~になって、ここまではできたんだけど

ここからが難しいからお願い」

 

と言われた方が何だか気持ちがいいと思いませんか?
 

 

 

中には効率重視で

変なことせずさっさと任された方が楽、

 

と言う意見もあると思いますし、

そういう場面も実際あるかもしれません。

 

 

ただ、出来る範囲では

自分なりにやってみることは大事かなと思います。

 

 

すると視野が広がって

今まで見えていなかった世界が見えてくる、

 

その先にあるのが『結果』なのだと私は思います。

 

 

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