おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
大事なものを大切にしたいという感情は
自然な感情です。
しかし、それが執着や囲い込みに変わった時
その感情が別のものに変わってしまいます
例えば大切にしているからと言って
そのものを大切にしようとしてくれる人にも
一切触れさせようとしなかったり、
手放さなければいけない状況になっても
一向に手放そうとせず、手放すように促した相手を
徹底的に攻撃する等が挙げられますね。
勿論時と場合があるとは思います。
しかし何事も絶対にしがみついて手放さないというのは
そこにいくら正当性があったとしても
その奥には自分自身の何かしら見せたくないものが眠っています。
本当に大切にしてきたものは必要なタイミングで
手放すことができます。
手放す際に悲しみがあるかもしれませんが
その悲しみを感じる中で
どこかでこれが必要なことだと知っているため
いい意味で諦めが生まれて
自然に手放すことが出来るのです。
そして、この大切なものとは
所謂「物」だけではありません。
人や価値観、心の中にいつも居るあの人等
絶対に離れたくない、ずっとしがみついていたい存在は
大切にしているのではなく
どんなことがあっても逃げないように囲い込んでいるのです。
それらをこの世の中では
綺麗な言葉で表している場合もありますが
私はあまりお勧めしません。
本当に大切なものを必要なタイミングで手放した時
また次の大切な存在に出会う、
この繰り返しが人生であると私は思っています。
本当に大切な存在は
本当に大切にしてきたことを理解しているからこそ
タイミングが来れば手放すことが出来るのです。
≪個人カウンセリングの申し込みは下記リンクからお願いします。
質問も随時募集中です。≫
最後までお読みいただき、ありがとうございます。