おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
4月が始まって新生活が始まった方、
これから始まる方、いらっしゃると思います。
多くの変化が生まれるこの時期というのは
多かれ少なかれ不安を抱えることも
珍しくありません。
今までの生き方、人間関係に恋しくなることも
あると思います。
私も振り返ると、
正直今までの方が良かった、変化する前の方が良かった
と思うことも多々あります。
ただ、冷静に俯瞰して
自分の人生を見た時には
「ああ、これで良かった。」と
思うことしかありません。
勿論その当時は絶望でしかなかったことも
今となっては必要だったなと思います。
そして同時に思うのは
仮に変化する前の存在にそのまましがみついたとしても
幸せではなかっただろうなということです。
仮にしがみついたまま
今までの生き方を送ったとしても
そのしがみついた存在の
嫌な部分がドンドン見えてしまうんですよね。
また嫌な部分が見えなくても
その生き方をすること自体に飽きてしまう、
意外と人間って飽き性なのかもしれません。
でも一度しがみついてしまうと、
そこにしか幸せがないと
視野や選択肢を勝手に狭めてしまいます。
そこには広がりがありません。
何となくの空しさをどこかに持って生活することになります。
表面上は楽かもしれませんが
本質は何も満足していません。
勿論、このことはこれからの新生活が
大きな変化である方ほど
このことを理解することや実感することは
難しいと思います。
どうしても正論っぽく
聞こえてしまうかもしれません。
私もこのように冷静に書いていますが、
いざ自分が変化する立場になれば
不安に押しつぶされそうになったり、
「ふざけんな!」と
声を上げてしまうこともあります(笑)
ただ、いつも意識しているのは
散々怖がったり、怒ったりした後
冷静で俯瞰した意識を持って終わることです。
私は不安はあっていいし
変化する生活に腹を立てるのも
自然なことだと思います。
今までの生活や人間関係に
思いを馳せることも否定しません。
そのような感覚ほど
否定するとドンドン湧きあがってしまい
余計に自分自身を追い詰めてしまいます。
ただ、散々思いを馳せた後に
今、目の前の変化にも目を向けてみて下さい。
そこで新しく生まれる生活や人にも
目を向けてみて下さい。
冷静で俯瞰した『今』に戻ってみて下さい。
すると浮足立っていた感覚は今に戻り、
今の自分に必要な道へ
気持ちよく進むことが出来るようになります。
そうしていくと変化に対して
不安や怒りがあるけれど
どこかその変化を楽しんでいる自分がいる、
そんな少し不思議だけど心地よい感覚を
体験出来るようになりますよ。
≪個人カウンセリングの申し込みは下記リンクからお願いします。
質問も随時募集中です。≫
最後までお読みいただき、ありがとうございます。