おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

何もかも怖く感じ

どこにも行きたくないし、

誰にも会いたくないと感じたあの日々。

 

 

全てが敵にしか見えなくて

全てが自分の邪魔をするあの感覚。

 

 

 

これはパニック障がいになった当時

日々の生活の中で、

ずっと私が抱いていた感覚です。

 

 

当時19歳で何も先が見えず

このまま親のすねをかじって生きていくのかと

 

人生諦めていました。

 

 

当時を振り返った時

どうして、あそこまでの恐怖を感じていたのかと思った時

 

今分かるのは

当時の私の本質が依存だったということ。

 

 

社会の面倒なことを

全て親になすり付けてきて

 

いざ、もう一人立ちだねとなった時

その面倒なことを全て自分がしなければならない私は

 

他にも理由はありましたが色々重なったことで

パニック障がいとなって

 

自立から逃げることが出来ました。

 

 

当時の私は

自分の体裁ばかり気にしていたので

 

そのみっともない私を見たら

皆どう思うだろうか。

 

嗤うだろうか、貶すだろうか、

腫物扱いするだろうか、そのことで頭が一杯になり

 

誰かに会うことが怖くなって

家に引きこもりました。

 

 

引きこもったとは言っても

ずっと家にいたわけではなく

 

たまに友人とは遊んでいましたが

その時も発作が起こるかもという恐怖と

 

あまり詳しくは自分の現状を

友人に伝えていなかったので

 

こんな最低な状態の自分が

いつかバレるのではないかと言う恐怖で

いっぱいいっぱいでした。

 

 

その後一人暮らしを始めることになった私は

何もかもすることやること

全て新しいことしかなくて

 

その不安感でうずくまった日々を

過ごしました。

 

 

物理的に一人になったことで

このブログのタイトルにもある盾が

無くなったんです。

 

 

その盾とは『依存』です。

 

 

うずくまる日々の中で

何が一番きつかったかと言えば

 

全部この面倒なことを

親に任せていたのかということに気づいたことです。

 

 

その時自分の無能さとどうしようもなさと

依存思考しかない自分自身を

何度も何度も痛感しました。

 

 

いかに親を盾に使って

 

自分の見たくないもの、やりたくないこと

怖いこと、不安なこと、辛いこと、

 

それらをしないで済んでいたのかを

嫌と言うほど思い知らされました。

 

 

一人で生活する際当たり前ですが

それらをすべてを

自分一人でやらなければなりません。

 

 

そこで何度も恐怖し、何度泣き

何度自分を責めたことか。

 

 

本当にどうしようもなくダメな人間で

最低な思考で自分を守ることしか考えない

 

こんな奴本当にいない方が

世界は平和になると本気で考えていました。

 

 

どれだけ自分に優しくと

書いているものに触れても

 

ここまで落ちている私に関しては

その考えに当てはまらない例外だとも

 

当時思っていました。

 

 

でもいざ動こうと思っても

怖くて動けなくて、またそんな自分を責めて…

 

中々に苦しい時期を

過ごしてきたなあと思います。

 

 

 

今回の記事は

タイトルが少し怖いことを書いていますが

 

決してこれは脅しているわけではありません。

 

 

ただ、実際自律し自立するというのは

正直に言うと、とても怖いことです。

 

 

言ってしまうと

その盾を手放しましょうってことですからね、

 

生きやすくなるため、

心が軽い現実を創るためには必要なこととは言えど

 

それでもやっぱり怖いことだと思います。

 

 

これは私も何度も実感してきたことです。

 

 

その度に「こんな思いしなくてもいいじゃないか」と

親に泣きついて

また依存をしてしまえばと考えたことも当初はありました。

 

 

ですが、当時の私も

それは違うというのは

潜在的に分かっていたのでしょうね、

 

必要なことは聞いても

自分で全てこなしていきました。

 

 

その点は本当に頑張ったと思います。

 

 

そうして中々な経験をして今分かるのは

この恐怖を受け入れて感じなければ

本当に心地よい現実にはならないということ。

 

 

ごまかす方法はありますが

残念ながら無意識に苦しい現実を創ります。

 

 

私の人生のテーマの一つは『恐怖』です。

 

 

それくらいここまでの内容で

お分かりだとは思いますが

 

人一倍恐怖が強い人間でした。

 

 

今でも恐怖に飲み込まれそうになることも

減っては来ましたが0ではありません。

 

 

何度も経験し、積み重ね

一つ一つ試行錯誤をしながら

 

恐怖の受け入れ方、恐怖の感じ方を

日々実践しています。

 

 

だからこそ、人の怖いという気持ちは

痛いほど分かります。

 

 

何かに飲み込まれそう、

浸食されそう、襲われそう、

 

よく分かります。

 

 

それらが分かるからこそ

日々、こうして発信出来ています。

 

 

恐怖を自覚されている方で

目の前の現実を変えていきたい方は

 

まずは恐怖を感じる覚悟をしてください。

 

 

今は恐怖を見ずに

生きようとする方が非常に多いように思います。

 

 

ですが、見ないようにするたびに

恐怖は大きくなります。

 

 

それが現実に反映されますから

現実はさらに恐怖を形にしたようなものを

創ってしまいます。

 

 

だからこそ、恐怖は受け入れ感じることが

必要不可欠です。

 

 

逆に受け入れて、感じることで

その恐怖は減っていきます。

 

 

皆様も恐怖をしっかり見て

受け入れて感じてみてください。

 

 

そのためのサポートを私は惜しみませんよ。
 

 

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