おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
誰かの言動に対して
何かしら反応する時(イライラ、モヤモヤ等)
そんな時は
「そういう自分もいるよねえ。」と
相手の中に見る自分を受け入れることを
お勧めします。
人は自分の中の見たくない部分や
隠して否定したい部分を
相手の言動に見ます。
投影ですね。
それを見ると
無性に相手のことを攻撃したくなります。
徹底的に否定したくなります。
しかし、それは見たくない、否定したい
本当の自分自身の姿です。
何かしら言動に反応するということは
その中に否定したい自分自身が必ず居ます。
それは反応することが
どんなに残虐なことや
最低なことであってもです。
例外はありません。
ですが、人は
それを何としてでも見たくないために
相手のせいにして攻撃したり
自分の心の奥底に封印をして
自分の中には
無かったことのように
してしまいがちです。
ですが、それをし続ける限り
自分の中に平穏がくることはありません。
本当の意味で
自己肯定感が高くすることや
自分を大切にすることはできません。
常に自分の中の大切な一部分を
否定し続けてしまって
体が緊張状態になっていますからね。
ではどうしていくと平穏になるかと言いますと
つまり先ほどとは
真逆の行動をとる必要があります。
それが最初に戻りますが
「そういう自分もいるよねえ。」と
相手の中に見る自分を受け入れることです。
するとその投影は消えていきます。
その例ですが、以前の私は
心が重たくなるようなことを仰る方を
見かけた時
結構イライラしていました。
「何でこんな心が重たくなるようなこと
言えるんだろうか。そんなこと言ったら
こっちまで気持ちが下がってしまうじゃないか。」と
しかし、それは
昔の自分自身の姿でした。
元々の私は心を重たくする人間でした。
周りの雰囲気を壊したり、
いい気持ちをどん底に落とすような発言を
結構していました。
そんな心が重たい自分を受け入れずに
その時の私は心を軽くしようとしていました。
心が軽いことが良いことだと思って
過去の自分を無かったことにしようと
していました。
そのことに気づいた私は、自分自身に謝罪し
心が重たい自分を受け入れていきました。
そうしていくとそのような方を見ても
特にイライラしなくなっていきました。
そして最近は何を見ても
素直に「そういう自分もいるよなあ」と
自然に思うようになっていきました。
するとなんと
そもそも心を重たくするようなことを
仰る方を見かけることが
なくなっていきました。
これには私もビックリしましたね。
皆様も何か言動に反応した時は
「そんな自分もいるなあ」と
素直に受け止めてみて下さい。
最初は相当認めたくない自分や
受け入れたくない自分を見るかもしれませんが
少しずつ受け入れていくことで
自分の中の心の器や、
心地よさは広がっていきますよ。
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