おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
一気に全てを手放そうと
思わないでください。
「少しずつ、でも着実に」が
手放す時の理想の形です。
何かを手放す際に
一気に手放したいと思われる方は少なくないと思います。
ですが、私は少しずつ、
着実に手放されることをお勧めいたします。
例えば私がよくお伝えをしている
SNSの監視を手放す時も、
それは例外ではありません。
それらも一気に手放す必要はないと
私は考えています。
自分の中で準備が出来ていないのに
一気に手放そうとすると
かなり大きな反動が来ます。
SNSの監視の場合は
一時は監視をやめられても
時間が経てば、また同じように
さらには今まで以上に監視をしてしまうかもしれません。
またSNSで監視をしなくても
身の回りの別の人を
監視する対象にしてしまうかもしれません。
それでは本末転倒ですね。
ですから少しずつです。
三歩進んで二歩下がる、
それを繰り返すイメージです。
二歩下がってんじゃんと
思われるかもしれませんが
人間今まで繰り返してきたことを手放すのは
中々に抵抗があるものです。
二歩下がっても、また三歩進めばいいんです。
例えばSNSの監視だとしたら
まずもう監視しないと決意して
見ないようにしますね。
ですが、そうは言っても
また見てしまうと思います。
その時に感じると思います。
「ああ、監視してしまった。」
「でも、やっぱり
見ても心地よいものではないなあ。」
ここで心地よければ
そもそも手放そうとは思いませんからね。
それを繰り返していると
ふとある日思うわけです。
「今は見なくていいや。」
ですが、次は
もしかすると見たくなって
見てしまうかもしれません。
そして見た時に
「やっぱり見なくて良かったなあ。」
となると思います。
そして、見なくていいやの時間が
以前より少し増える。
これを繰り返していって
いずれ二歩下がることが無くなり、
次第に監視しなくなっていく。
そうして進んだ先には
心地よく『SNSの監視』を手放した現実を
創ることができます。
多くの手放しは
このステップに置き換えることができます。
少しずつ、時に下がることがあっても
着実に手放していく時間や物が増えていく、
このステップです。
一気に全てを手放す必要はありません。
確かに時には
一気に手放すタイミングはあるかもしれませんが
それはそれなりに
心から手放すことを繰り返し、
手放すことの本質を掴んでからです。
そうでない状態、
全てを一刻も早く一気に手放したいと
思っている時は、
おそらく手放す対象を
排除する対象として見ています。
ですが、これは全てにおいて言えることですが、
排除しようとする限り
現実は重たい現実を創ります。
排除しようとするのは
回り回って自分自身を否定しているのと
同じですからね。
全ての体験は貴重な経験であり、宝物です。
手放すことになったものは
今まで自分を守り、支えてくれた
かけがえのない存在です。
そのことに心から感謝して手放してください。
すると目の前の現実は
ドンドン心地よいものになっていきますよ。
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