おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
わがままを否定しないでください。
わがままは欲求の一つです。
『わがまま』という言葉を聞くと
皆様はプラスのイメージを持ちますか?
それともマイナスのイメージを持ちますか?
やはりマイナスのイメージを
持たれる方が正直多いと思います。
確かにわがままの中には
そのようなものもあるかもしれません。
相手の行動を制限するためだけのものだったり、
(例…恋愛等の中で相手の行動の束縛する。)
優越感を得るためのものだったり。
(例…周りの人よりも高級品を持って自慢する。)
このような他者を尊重しないわがままは
私もお勧めしません。
ですが、わがままは
このようなものだけではありません。
自分の中からあふれ出る
「ただ、やりたい。」「こうしたい。」
「こうしてほしい。」
このようなものも
実際わがままの一つだと言えます。
わがまま=悪いものと決めつけてしまうと
このような心からの欲求にまで
蓋をしてしまうことがあります。
幼少期にそれを覚えると
常に周りに遠慮し優先するお子さんも
いらっしゃいますね。
そのような子は
周りからは『良い子』と喜ばれますよね?
欲求の抑圧=素晴らしい
このような公式が成り立ってしまいますから
子供の心からの欲求の抑圧は激しくなります。
最近このようなことについて考えていると、
私自身『良い子』という言葉に
何だか違和感を覚えます。
それは一体
誰にとっての『良い子』なのでしょうか?
大人にとって『都合の良い子』に
なってしまっていないでしょうか?
その一時は大人は微笑ましいかもしれませんが
実はこれお凄く怖いことなんですよね。
その子は
『良い子でなければならない』と
心からの欲求を否定して、
義務感でしか動けなくなっていきますから。
少し話が逸れたので戻しますね。
改めて
わがままを否定しないでください。
心からの欲求を大切にしてください。
わがままが良くないという風潮が
当たり前に生まれる欲求にまで
『わがまま』というレッテルを貼ってしまって
禁止をしてしまっていることが本当に多いです。
確かに最初に伝えたように
相手を尊重しないというわがままもあります。
ですが、それじゃないものの方が
私は多いように感じます、
何度も伝えている『心からの欲求』ですね。
勿論中には完全に相手の合意が
必要なわがままもあるかもしれません。
(例…相手に甘えたい。)
そんな時はそれをまず
声に出して相手に伝えてみて下さい。
意外と相手はそれをわがままと
思っていないかもしれません。
素直に答えてくれることが多いものです。
(勿論伝える時は互いを尊重した言葉でですよ。)
もし、断られたとしても
互いにとってのいい塩梅を
話し合うことができるかもしれません。
もしかしたら相手に断られるときも
あるかもしれませんが
それを伝えたことが
無駄になることは決してありません。
もし全く取り合わず
この人とは合わないなあと思ったら
素直に離れればいいのですから。
本当に大切な相手なら
欲求のわがままに対しては
素直に答えてくれたり
一緒に考えてくれるものですから。
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