おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
心理カウンセラーは全知全能ではありません。
同じ人間です。
当たり前ですが失敗もします。
悩みだって生まれます。
心理カウンセラーは
心のことを知っているからと言って、
何もかも知っているわけではありません。
あくまで心の仕組みを
詳しく勉強し、実践している、
それ以上でもそれ以下でもありません。
だからこそ心理カウンセラーは
クライエントとの関係を特に気を付けなければいけません。
心理カウンセラーが上の立場で
クライエントに何でも指摘するというのは
とてもナンセンスな話です。
それだとクライエント自身が
どんなことも心理カウンセラーを頼ればいいという
前提が入ってしまいます。
これは依存思考です。
心理カウンセラーは教祖ではありません。
これは勘違いされている方が
多いのではないかと思います。
そして、心理カウンセラーは
クライエントが依存思考であることを
早い段階で見抜く必要があります。
ですがこのような時
自分が必要とされているという優越感で
カウンセラー自身も
依存思考になってしまうことが多いです。
カウンセラーとクライエントの共依存というのは
残念ながら珍しいものではありません。
これは本当に
私自身、常に気をつけていることです。
ですから日々自分自身と向き合い
自分で自分を満たすことを意識しています。
また、カウンセラーは、
自分の価値観を
クライエントに押し付けてはいけません。
それはクライエントを操作することになってしまいます。
人は当たり前ですが
自分のフィルターでしか物事を見ていません。
それは心理カウンセラーも同じです。
どれだけニュートラルを意識していたとしても
思わぬところで偏りがあったりするものです。
それをクライエントに押し付けるというのは
クライエントの人生を尊重していませんし、
クライエントの人生を狭めてしまう行為です。
心理カウンセラーは
今までの自身の知識と経験を使って
クライエントに生き方の提案をする、
そして、クライエント自身がどうしていきたいかを
クライエント自身が決めていく、
これらをサポートするのが
心理カウンセラーの仕事だと私は思っています。
クライエントの人生は
クライエント自身のものです。
カウンセラーが操作していいものでは
決してありません。
クライエントの人生は
クライエントしか責任はとれません。
クライエントが依存思考になっている時は
まずこれらのことを伝える必要があります。
誰しも自分の人生は
自分しか責任をとることはできないのですから。
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