おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 

 

しがみついている存在を

手放すことは大切ですが、

 

無理に手放す必要はありません。

 

 

無理に手放してしまうと

どこか手放すことが中途半端になってしまい、

未練だったり不安感が残ります。

 

 

それだと

どうしても手放したということに

後悔をしてしまいます。

 

 

その状態を乗り越えてこそという

方法もありますが

 

それだとまた同じようなものに

しがみついてしまう可能性がとても高いです。

 

 

 

本当に手放すのなら、

 

十分味わって

心から感謝してから手放してください。

 

 

例えば好きな食べ物も

好きだからと言って結構な量食べ続けたら

 

「もうしばらくはいいや。」となりますよね?

 

 

あれと似たような感覚です。

 

 

好きな食べ物だと

また食べたくなるかもしれませんが

 

手放すことに関しては

十分味わっていると

 

「本当にもういいかな。」となります。

 

 

それにしがみつくこと自体が

ドンドン自分を苦しめていることを

知っているからです。

 

 

ただ、やはり人は体験していないものや

十分味わえないものに対して

 

無意識に素晴らしく見える光を当てて

惹かれてしまうものです。

 

 

だから十分に味わって

心から「もういいです。ありがとうございました。」

と言って手放せると、未練や不安が残りません。

 

 

また似たような存在を見ても

 

今までと同じように素晴らしく見える光を

当てることはありません。

 

 

盲目的に惹かれることがありません。

 

 

しっかりと等身大のものを見て

判断することができます。

 

 

 

これは簡単に手放すこともできる方も

いらっしゃれば

 

時間がかかってしまう方も

いらっしゃるかもしれません。

 

 

ですが、簡単に手放せるから優れている

時間がかかってしまうから劣っているなんてことは

決してありません。

 

 

タイミングは人それぞれ違います。

 

 

ただ、手放すと決める

それだけは絶対に必要です。

 

 

手放すと決めなければ

手放すということ自体出来ませんから。

 

 

まずはしがみついている存在を

手放すと決めて下さい。

 

 

それから十分に味わってみて下さい。

 

 

手放すと決めてから

味わってみると

今までと違った感覚を感じられるかもしれませんよ。

 

 

今回は概念的な話だったので

理解が難しいかもしれません。

 

 

『手放す』とは私の中では

しがみついて離さない手の力を抜くというイメージです。

 

 

そのため手放したからと言って

手放した存在が

目の前から全て消えるわけではありません。

 

 

確かにそれで消えるものもありますが

消えないものもあります。

 

 

心理的なものの手放しであれば

物理的には今まで通りのものもあります。

 

 

ただ、それにしがみついていないから

もし消えてしまったとしても心は落ち着いている

 

そんな感覚です

(勿論消えてしまって悲しいという感情はあります。

ただ、それに振り回されていないという感じですね)。

 

 

消えても消えなくてもどちらでもいいんです。

 

 

逆に手放した存在を目の前から

抹消しようとするのは

 

また別の意味でしがみついていますからね。

 

 

どちらでもいいからこそ

常に自分で心が軽い選択をしていくことができる、

 

それが私にとっての『手放す』ということです。

 

 

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