おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
いきなりですが、
あなたは特別な存在になりたいですか?
私は特別な存在になりたいという考えは
あまりお勧めしません。
なぜなら「特別な存在になりたい」
という言葉には
このブログでよく言っている
(相手を見下すために)
あなたと私は違うことを証明しようとしたり
今まで馬鹿にしてきた人を見返そうとしたり、
昨日の記事でも書いた
幸せな自分を見せつけるために
といった思いが
どこかに存在しているからです。
特別になりたいと思うことの本質は
特別じゃない存在を
馬鹿にする、見下す、貶すためです。
特別じゃない存在に対して
そのような不快な感情が無ければ
そもそも特別な存在になりたいとは思いません。
普段の日常だったり
周りの人間関係だったりに
どこか不満があるから
人は特別な存在になりたいと思うし、
そしてなった暁には
特別じゃない存在を下に見て優越感を感じたい、
このような思いが
やはり心のどこかにはあるのだと思います。
ですが、このような考え方を
少なからず持っていると
心は簡単に重たくなってしまいます。
本来、特別になろうせず
今ある幸せを感謝し、広げるだけで
人は心地よく過ごすことができます。
ただ、じゃあ特別を感じること自体を
推奨しないのかと言うとそういうことではありません。
それだと
「お祝い事も否定するの…」とか
「新しいことをしちゃいけないの…」とか
そんな風に思ってしまうかもしれません。
それは流石に違います(笑)
実際普段と違うことをしたら
やはり人は特別なことをしていると
実感するし、その特別感を楽しみますよね?
それ自体は凄く楽しいことだと思います。
だからこそ
今日一番伝えたいことは
どんな特別な存在も
どんな特別じゃない存在も
分け隔てることなく
全てを尊重し、感謝することです。
分け隔てることなく全てを尊重し、感謝していくと、
特別な存在になりたいと思うことが
そもそも無くなっていきます。
ただ、事実として
特別なことがあるだけということが分かっていきます。
特別という言葉を必要以上に多用したり、
「自分が特別になりたい。」そう思った時は
「特別」という言葉で
本当は何を得ようとしているのか
一度よく考えてみて下さい。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。