おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
考え方に良い悪いはありません。
上下もありません。
しかし、人は考え方の違いから
相手にマウントを取ろうとすることがあります。
無意識に
「○○さんはこの考え方を知らないんだ。
ならこの先の人生、辛いだろうなあ(上から目線)」とか。
また過去の自分にも
マウントを取るなんてこともありますね。
「あの頃とは違う、
昔の自分とは、おさらばだ。」みたいな。
確かに考え方に上下はありませんが
このようなことを思った時、
人は心が重たくなります。
誰かや過去の自分を否定するために
新しい考え方を学ぶというのは
ナンセンスです。
「いやいや、そんなことのために
新しく考え方を学びたいとは思わないよ。」と
思われるかもしれませんね。
確かに最初は自分のため、
自分が生きやすくなるためから
学び始めることが多いです。
そして新しいことを学んだあと
勿論ですが、人は日常生活に戻ります。
そして学んだものの影響が大きいほど
日常生活の中で
自分自身の変化を感じます。
「ああ、私変わってきた。」と喜びますね。
ただ、この時
もし比較の概念が強いとしたら
無意識に、
「私は○○さんより素晴らしい人生を歩めるぞ。」とか
「もう過去の私とは決別したんだ。」とか
このように他者や過去の自分を
否定するような比較を
実は意外とやってしまうんです。
今まで比較をして生きてきた人生が
長ければ長いほど
これは仕方のないことだと私は思います。
勿論人間だから
完全に比較を無くそうと思う必要はありません。
ただ、やはり比較の人生を
少しでも卒業していきたいのであれば
この点には
常に注意を払うことをお勧めします。
人や過去の自分と
比較していることに気づいたら
改めて
「この考え方は何のために学んだのか。」
ということを考えてみて下さい。
今一度自分を見つめ直すと言うことです。
折角知ったり学んだ素晴らしい考え方を
比較し、自分や人を貶めることの対象に使うのは
なんだか凄く悲しいことだと思いませんか?
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