おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
今週パニック障がいの
気づきのセミナーを行う上で
欠かせないことを
今日は書いていきます。
パニック障がいを卒業する、
これは病気全般を卒業する、
終わらせる時に必要なことでもあります。
それは
自分が病気で
メリットを得ていたことを認め
それを手放すことです。
私自身パニック障がいになって
一番これを実感します。
私がパニック障がいになったのは
高校卒業して数日経ったある日です。
その時の私は
大学受験に落ち
この先どうするんだろうという
漠然とした不安を抱えていました。
今となっては分かりますが
この頃の私は
大学に行く気が全くありませんでした。
潜在意識の中では
大学に行くビジョンが全くない、
じゃあこの先どうやって生きていくのか?
就職?
親のすねかじり?
この頃の私は
何一つとして自立が出来ていませんでした。
勉強もしたくない。
就職も自分にはまだ早い。
そんな依存と甘えで生きていた私が
正々堂々勉強も就職もせずに
生きる方法、
もうお分かりですよね?
病気です。
それも心の病と言う
身体にはダメージの少ない方法を
使ってね。
勿論私が心の道に進むためには
絶対に必要なことでした。
心理の道に進むために
パニック障がいになった、
確かにそうです。
ですが、あの頃私が
一番怖かった自立を避けるために
パニック障がいを
使ったことは確かです。
それを使って
嫌なことや緊張することがある前には
すぐにふらついたり
身体が動かなくなって
顔色を悪くしたのも事実です。
身体ってすごいですよね、
自分を守るために
体の不調を出せるんですから。
よくありますよね、
緊張すると胃やお腹が痛くなる
それの大きい版が
私のパニック障がいです。
どう考えても
これが嫌だったり緊張するから
不調出してるのは重々分かってる
でも本当に体は苦しい。
でもそれだけ苦しければ、
自分が不調であれば
自立しなくて済む
働かなくて済む
人に心配してもらえる
常に自分に保険を
かけているようなものです。
しかし、この生活は
体験したから分かりますが
本当に苦しいです。
潜在意識の願いが叶っているとはいえ
「自分は何で存在しているんだろう」
という
虚無感にいつも悩まされ続けました。
いざ、行動しようとしても
身体はブレーキがかかって
何もできなくなる。
ある態度不調に慣れてくると
パニック障がいの不調の状態が
当たり前の状態となってしまうため
数週間経つ頃には
健康な状態がもうわからなくなっていました。
自立をしたくないという
願いが叶ったかわりに
私は様々なものを失う経験をしました。
それからは心理学を学んで
いろんな心理学の世界を見て
今このブログを書いています。
約2年心理学を学んで
ようやくこの記事の結論を出しました。
パニック障がいは
私が創りだしたものだ。
パニック障がいがあったから
今の仕事をする自分がいる、
確かに、そのためには
必要なことでした。
ただ、いつまでも
パニック障がいに甘えるわけにも
いきません。
だから今回この記事を書きました。
ただ、もうパニック障がいで
逃げることはやめよう。
逃げたいときは
自分で逃げたいって言おう。
辛い時は自分で辛いって言おう。
潜在意識の願いを
病気で叶えるのはもうやめよう。
そして自立しよう。
自立って
一見怖いことかもしれないけど
実は自立した方が心は楽だし
自立せずに依存した生活は
もっと苦しい。
それを身をもって知りました。
自立って自分に鞭打って
立つことじゃないから。
自分を大切にして
生きることだから。
これからも
自分の心のメンテナンスのために
心療内科には通います。
薬も必要な時は飲みます。
でも、もう私は
ある事実を知っています。
誰かから
直接言われたわけではないけれど
ずっと自分と対話してきたから
もうわかっています。
でも、そのことを何よりも
私は言葉にすることが怖かった。
それを言うことは
本当に前に進むことだから。
それを言ったら
私は本当に自分で立つことになるから。
でも、もう病気に逃げることは卒業する、
そのために、今ここで
私は言葉にします。
私、井手章紀は
パニック障がいを卒業しました。
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