おはようございます。
自己実現を繋ぐ
心理カウンセラーの井手章紀
(いであきのり)です。
いきなり質問なのですが、
周りの人の
大変な状況、愚痴、苦労話、
苦しい体験を聞いた時どんな風に
対応していますか?
自分も一緒になって
苦労話などを言ったり
聞きたくないから、と
スッパリ切ったり
「それ、きついよね。」と
言って寄り添ったり
人によって様々だと思います。
その対応をしている時
こんなこと思ったことありませんか?
「この人、自分より苦労している。
自分なんて全然楽な方だ。」
人にはそれぞれ課題があります
そして同時に得意な所もあります。
例えば
あんまり人と
大きくもめない人もいれば
毎日のように
人ともめる人っていますよね?
お金にいつも困っている人もいれば
なんだかんだお金には
困らずに生活している人もいる。
それってそもそも
人によって課題が違うわけです。
人とあまり大きくもめない人は
人間関係にそれほど課題はありませんが
いつももめる人は人間関係に
課題があります。
人によって課題が違うということは
人によって苦労話の基準も
違うわけです。
多くの苦労や大変な状況は
その人の生まれ持った課題ですから。
そしてここからが本題です。
同じような課題を持った方の
苦労話や苦しい体験を聞いた時
人は共感します。
そりゃ自分も苦しいですからねえ。
では違う課題を持った方の
苦労話や苦しい体験を聞いた時は
どうでしょうか?
「そんな経験したことないよ」と
驚いたりしませんか?
驚くくらいなら全然問題ないのですが
ここで罪悪感を抱くと
日常生活が苦しくなります。
「(相手の課題の部分で)
苦しんでない
自分が申し訳ない。」
相手の課題に引っ張られて
自分の課題ではないものを背負うのは
自分に見えない枷を
つけるようなものです。
前半部分でも言いましたが
人によって生まれ持った課題は異なります。
課題があるとは同時に
得意な部分もあるわけです。
その得意な部分を
「相手に申し訳ない」と
思ってなくそうとするのは
単純に生きづらくなるだけです。
そして、この申し訳ない気持ちが
自己破壊を
生んでしまうことも多々あります。
相手の課題は相手の課題。
それを尊重して
自分の課題に取り組むことが
互いの人生を尊重するということです。
そのために
自分と相手の境界線を
しっかり引いてください。
相手に同情して
申し訳ないと思ってしまいそうな時は
相手と得意分野が違うと
考えられるようになると
同情や罪悪感は消えて
心は軽くなっていきますよ。
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