おはようございます。

 

自己実現を繋ぐ

心理カウンセラーの井手章紀

(いであきのり)です。

 


※今回の記事は

いつもより長めです。





何かに駆り立てられた行動

 

「○○しなければいけない…」

 

「○○するべき…」

 

これらは人を焦らせます。

 

やらないといけないんだ、と。

 

 

確かに期限などが決まっているものは

駆り立てられる場合もありますが、

 

それ以外でも何かに

駆り立てられて行動していませんか?

 

 

「やらなければいけない」

 

「やるべきなんだ」

 

当たり前のようにやっていることでも

これらが語尾につく場合は

駆り立てられて行動しています。

 

 

【例】人を助けなければいけないから

 

いつも困った人を見ると

自分が疲れていても助けて

後で物凄くダウンする。

 

 

また期限のあるものや予定を

自分で増やして

 

あえて駆り立てられるように

行動していませんか?

 

 

【例】予定をガンガン入れて

自分の時間がない。

 

 

このような「ねばべき」は

一見素晴らしいことを

やっているように見えても

 

身体としてはストレスです。

 

 

例えば今の時期も

 

「今の時期だからこそ

立ち上がらなければいけない。」

 

みたいなね。

 

いつもそういうことを

言っている人を見ると

 

「いつも身体に力を入れとかないと

いけないのかな?」

 

と私は思ってしまいます。

 

 

好きでやっている分には

全然構いませんが

 

そのような場合

その駆り立てられるものが

無くなった時、

 

人は(比喩表現として)

倒れてしまいます。

 

 

駆り立てられて行動する時の人は

 

見たくないものから

目を逸らしたい時が多いです。

 

 

駆り立てられている時は

そっちの”やるべきもの”に集中して

 

見たくないものを

後回しに出来ますからね。

 

 

しかし、多くの場合

いつか駆り立てられるものは消えます。

 

 

例えば、昨今の情勢のように

今まで仕事で外に出ることや

イベントなどに参加することで

 

見たくないものを見ないように

していた人にとっては

 

苦しい時期だろうなあと思います。

 

 

それで、本性が露になったことで

離婚や人間関係のもつれが

起こってしまうのは必然です。

 

 

駆り立てられるものが無くなった時

次にやってしまうこととしては

 

新しく駆り立てられるものを探す。


 

もしくは逆に

 

駆り立てられるものが無くなったことで


「自分って本当は何がしたいんだろう。」と

 

分からなくなってしまい

何もやる気が起こらなくなってしまう等

があります。

 

 

「じゃあ、どうすればいいの?」

って思いますよね。

 

 

まずは1つずつ義務で

やっていることを緩めてみて下さい。

 

 

ねばべきでなく

 

「やりたい」

と思えるようにするとしたら

 

どういうことをするだろうと。

 

 

一気に駆り立てるものや

義務感でやっていることを

やめようとすると

 

一気に見たくないものを

見る必要がありますし

 

身体としても

今までのことを急にやめるわけですから

それはそれでストレスです。

 

 

ですから少しずつやめていく方が

お勧めですね。

 

 

それに少しずつやめていくと言うのは

もう一つ理由があって

 

それが新しく

「やりたい」で始めたことが

 

駆り立てられるものに変わるのを

未然に回避するためです。

 

 

駆り立てられる、というのは


たとえそれが最初が「やりたい」という

欲求で始めたものであったとしても

 

その「やりたい」ことが

義務になっています。

 

 

例えばいきなり

全て一新して何かやりたいことを

やったとしますね。

 

 

急に色々変えただけでも

ストレスなのに

 

それで尚且つ新しいものが

ドンドン増えてくる、

 

環境だったり、生活リズムだったり

人間関係だったり。

 

それらが急に一新したら

元々やりたいで始めたものの中に

 

何かしら義務感が生まれるものが

出てきてもおかしくありません。

 

 

まして、元々

駆り立てられて何かをやってきた人が

 

急に全てを一新しても


人間の本質は

急には変化しません。

 

 

また新しい何かを

駆り立てられるものに変える確率は

かなり高いです。

 

 

だからまずは「やりたい」という欲求で

行動することに慣れていく必要があります。

 

 

誰にも急かされずに

自分のペースで出来るとしたら

何がやりたいだろうか?

 

 

それは大きなことである

必要はありません。

 

 

小さなやりたい、

それも大切な欲求です。

 

 

私だってその小さなやりたいで

深夜にカップ麺食べたんですから。

 

 

ただ、どうしても

義務で行動する場面はありますよね?

 

 

私もやはり日常生活の中でありますし

 

ブログでもできるだけ「ねばべき」は

使わないようにしているとはいえ

 

日本語的にややこしくなったら

普通に使います。

 

 

そんな時にオススメの言葉があります。

 

 

それは

 

「私は今、駆り立てられて行動しています。」

 

と心の中で唱えることです。

 

 

義務感で行動しています、とか

 

ねばべきで行動しています、とか

 

行動の部分は実際の行動を

唱えてもOKです。

 

 

大切なことは認知することですから。

 

 

認知することで

身体は緩まりますから

ストレス自体は軽減します。

 

 

ただ、これも

いつも言っていると身体としても

 

「ごまかすために使ってるでしょ。」

 

と怒ってしまいますから

やる時は本気で身体を労るように唱えて下さい。

 

 

これを唱えつつ、

駆り立てられるねばべきを減らして

 

やりたい欲求での行動が増えると

 

自ずと本当に、

心からやりたいことが

出来るようになりますよ。

 

↓現在申し込み可能なセミナー&個人カウンセリングについて↓

 個人カウンセリングについてはこちら

 

ご質問、ご要望はこちら

(初めて投稿する際はこちらをご一読下さい。)

 

 長い記事ではありましたが、

最後まで読んでいただきありがとうございます。